6/23(土)5:25 曇り
今日は午後から雨が降る予報。たぶん日中は大丈夫だろう。
準備してガレージを開ける。
ぐわぁーっ。
カラスのひと声。何か不吉な事でも起きなければ良いが。
気にせずいつもと反対方向へ出発。
自宅付近の裁判官官舎の木に留まる極東の偵察機”ヒカルモノスキー”を発見。ステルス機能を備える黒い機体の最新鋭。維持費は国防費の60%以上を占めるとか占めないとか。占めないとか。
5:30 岐阜市内 忠節橋南側到着。
今日のメンバーは以下の2人とワタシ。
“自由人”Hiroki Ishikawa
“何故か「割と」速い”2Go Matsunami
まずは橋を北進して長良川を渡る。渡り終えて直ぐの7.11的なところで補給食を補給。
Hiroki Ishikawaは珍しくアルミリムのホイール。
一体何セット持ってるというのだ。
補給を済ませて出発。
ひとつめの目的地は豈坂。「あにさか」と読むらしい。博学なワタシは「よろいっぽいさか」だと思ってた。
今日もHiroki Ishikawaの牽きが始まった。
重度の方向音痴な2Go Matsunamiと軽度の方向音痴なワタシは前に出ても迷惑をかけるので「仕方無く」という建前でドラフティングの恩恵を受けながら走行。
目的地の豈坂までの距離は20km弱だったが、まぁまぁの向かい風で多少のアップダウン、ルートの加減で減速シーンがありながらも交代無しでAve.30km/hで走り抜いた。
こうやって書くと余り伝わらないかも知れないが、後方のワタシ達も相当息上がるレヴェルなので、先頭は相当キツかったと思う。
この臀筋(遅筋)が持続的なパワーを生むのか。
後ろ姿に惚れたわ。
そうこうしてるうちに豈坂へ入る。1kmにも満たない、ウネウネした坂道。ここまで牽き倒したHiroki Ishikawaはさすがにキツそうだった。でもここまで牽いてくれたので、置いていかず一緒に登った。
頂上を通過。道の脇には複数体のお地蔵さんが並んでいた。も、もしや地蔵型爆弾か??
下って次の坂を目指す。
写真の白が飛んで左足が無くなっとるやーん。
あれっ、初めから無いんかな。
少しペースを落として走る。
はじかみ林道到着。
この先を曲がったところからSTRAVAの区間なんかな。
いっちょやったるかいな!
少し意気込んで走ろうかと一瞬思ったけど一瞬やった。
スタート。
Hiroki Ishikawaが先行していく。
2Go Matsunamiとワタシは様子見といった感じ。
無駄な上げ下げはせずにペースを刻もうと決めて走る。
直ぐにHiroki Ishikawaのペースが緩んだので、2人でオーバーテイク。
少しキツいが、まだ走れる。ペースを刻む。
そうこうしているうちに勾配がキツくなってきた。ワタシもキツくなってきた。徐々に2Go Matsunamiとの距離が開いてくる。
うわー...、いつものパターンや。。
それにしてもコースをよく覚えていない。フィニッシュ地点はどんなやったっけ?距離感が全く分からん。何回か登って降りるのに。方向音痴もまぁまぁのレヴェルやけど、記憶力も相当なもんだ。
フロントは50-34のインナー。カセットは25から28へダウン。乙女仕様の32は使わんようにしよっと。
2Go Matsunamiとの差もあっという間に15m。
キツい...。なんて貧脚なんやろ...。
先が想像出来ぬままチンタラとペダルを回す。
すると背後から
ハァハァ...ハァハァ...。
声が聞こえたその刹那、Hiroki Ishikawaがいつのまにか追いついてきて、いつのまにか抜かれた。
その時フラッシュバック!
アカーン!前と全く同じや!
この瞬間にコースを思い出した。
開けた場所に石碑とトイレがあるところや!
でも思い出したのが遅過ぎて、速さには何のプラスにもならず、パワーはダダ下がりやった。
30秒位遅れてゴール。
4倍。途中からガクーンとパワーが下がる。一体何やろこれは。
あー、分かった!冒頭の「ヒカルモノスキー」の怨念や!
アイツ、今度見たらコッチが驚かしてやるぜ。
いま登ってきた道と反対側へ下る。
下界へ降りてきた。
ワタシは帰宅時間の為、ここで離脱。
おふたりさん、おつかれっした!
ワタシは山県市役所の方を経由して帰宅した。
でもレミオ路面からの振動で容器がペッコペコで握りつぶしそうで危うい。ちゃんと止まって飲めという話。
本日のログ
青:豈坂
赤:はじかみ林道
2時間弱という限られた中では、割と追い込めた練習になった。
ミスタースウィートなワタシひとりでは目的達成出来ないので(目的地に辿り着けない)刺激し合える下僕たちに感謝!
おわり










