今年の6月、マイケル・ジャクソンの歌に感銘を受けた青年が、追悼記念のイベントを行っているという話題がテレビで流れていました。その青年が感銘を受けた歌詞とは「世界を変えるためには、まず自分自身が変わることだ」というもの。それはマハリシのメッセージと全く同じでした。

どんな歌なんだろと興味がわいてインターネットで調べてみたら、その歌詞について書かれた次のような文章に出会いました(青色の文字が歌詞です)。

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「政治家が悪い」「社会が悪い」 あなたがそう思っている限り、きっと事態はもっと悪くなるだろう……。

僕は鏡の前に立っている男にこう語るんだ。 いったい何を待ってるんだい? まずは君から始めなきゃいけないんだぞって。ほんの少しで変わるんだ。どうかみんなも聞いてくれ。鏡の中の自分たちに。

世の中をより良い場所にしたいなら、まず自分自身を変えることだ。
自分自身を高めるんだ。わかるだろう。
自分自身で問題を解決するんだ。変化をおこすんだ。
自分自身から動くんだ。自分が変化を起こすんだ。


政治でも、仕事でも、人間関係でも、相手や周りのせいにしていては、いつまでたっても何も変わらない。まずは自分自分が変わることだ。そこからすべてが始まるんだ。そのことに気づいて行動する人が増えていけば、社会は、世界は変わるだろう。

変わるなら今だ。 僕でも世界は救えるんだ。きっと出来る。 やってみせる。僕は鏡の前に立っている男にこう語るんだ。いったい何を持ってるんだい? まずは君から始めなきゃいけないんだぞって。ほんの少しで変わるんだ。どうかみんなも聞いてくれ。 鏡の中の自分たちに。ただ僕だけではだめなんだ。 みんなの力が必要なんだ。 さあ勇気を出して。 さあ心を開いて。

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このメッセージに感動した私は、ユーチューブで実際の曲も聴いてみました。

【日本語訳の歌詞がついたマン・インザ・ミラー】


それは私が学生時代の頃に、よく耳にしていた曲でした。懐かしいそのメロディを聴いているうちに、その当時の自分の気持ちが蘇ってきます。ちょうど二十歳の頃で、自分を変えようといろいろ努力していた時期でした。でも、いくらがんばっても何も変わらなくて落ち込むばかり……。「自分の人生なのに、どうして思い通りに行かないんだろう」ってよく思っていました。何かに挑戦しては失敗、失敗の連続で、その挫折感のために精神的にも不安定になっていきました。一生懸命自分を高めようとしているのに、かえって、どんどん悪い方向に向かっているようでした。

そんなときにTMと出会って救われました。そしてすぐに上級のTMシディコースを受けてマハリシ総研のスタッフになったのですが、それからは人生が大きく変わり始めました。ユートピアの編集を担当するようになり、初めて行う編集の仕事に夢中になって取り組むようになったのです。

毎日忙しかったので、自分はどのようになりたいとか、そんな自分の未来像を思い描くこともなくなりました。ただ規則的に瞑想し、その時々に与えられた仕事に打ち込むだけです。とても充実した毎日で、ただもう楽しかったことを覚えています。そして数ヶ月たったある日、ふと気づいたら、それまで自分が望んでいたことすべてが実現していました。

その当時、私が望んでいたことは、日々確実に成長したい、やりがいのある仕事をもちたい、世界の平和につながることをしたい、何でも話せる親しい友達が欲しい、自分の性格を直したい、まあそんなところでした。今思えば些細な願望ですが、その当時はいくら努力しても実現しなかったのです。それが意図せず自然に実現していたことに気づいたときには、本当に驚きました。魔法にかかったような気分でした。

意志の力で自分を変えるのは大変なことですが、瞑想して真の自分に立ち返れば、変化は自然に起こり始める。自分を変えることは実はとても簡単なことだ、と実感しました。

マン・イン・ザ・ミラーのメッセージは、今の行き詰まった世界で生活する人々の心に、大きな勇気と希望を与えてくれます。しかし、久しぶりにこの曲を聴いて感じたことは、いくら自分を変えようと思っても、変えることのできない人もまた、たくさんいるのではないかということです。ちょうど二十歳だった頃の私のように、思うようにいかない人生に悩んでいる人々に伝えたいと思いました。自分を変えることは実はとても簡単なんだということ。自分や世界の運命を変える力は、私たちの内側から自然にやってくるということを。
些細なことを超越して、意識を拡大する
マリオ・オルサッティ(2010年9月28日)

rick-goings1.jpg世界をリードするビジネス紙のひとつファイナンシャル・タイムズで、最近リック・ゴーイングズ氏の記事が掲載されました。彼は、国際的な巨大企業であるタッパーウェア社の最高経営者です。彼は、活動の質を向上させ、指導者として非常に困難な仕事を扱う上で、超越瞑想の実践が欠かせないと語りました。

「私にとって、超越瞑想はストレスを取り払ってくれるだけでなく、いま実際に何が起こっていて、何が本当に問題なのかを見極めるのに役立っています。」

ゴーイングズ氏と同様に、自分自身の進歩と成長のために超越瞑想を大切な日課にしているリーダーが、ビジネス界と政界で増え続けています。それはなぜでしょうか?

リーダーのプレッシャーは、増え続けるものです。そのため、彼らはさらに懸命に働きます。多くのリーダーたちは、自分の時間のほぼ半分を出張に費やし、常に起こる緊急事態に対処しています。そして、さらに増え続ける複雑な仕事をこなそうと努力しているのです。

なぜ多くの経営者たちが超越瞑想を大切な日課にしているのかというと、それは些細なことを超越して、意識を拡大する貴重な機会だからです。瞑想することで、穏やかな機敏さと満ち足りた活力を伴って活動に戻ることができます。すべてのリーダーが、そうした時間を必要としているのです。

ramani-ayer1.jpgワシントンDCのアメリカ大学で行われた経営者の会議の中で、ラマニ・アイヤー氏が発言しました。彼はハートフォード・ファイナンシャル・グループの元会長兼最高責任者で、超越瞑想を25年以上実践しています。

「超越瞑想は、私の多忙な生活に適した理想的な日課です。超越瞑想の実践のおかげで、ストレスを解消し、良い健康状態を保っています。そして家庭や仕事の面で計りしれないほどの恩恵を受けています。とても大切なことですが、超越瞑想は仕事において私をより明瞭にさせ、より効率的にしてくれるのです。」
正統派ラビが9年に渡るTMの実践について語る
「TMは内側へと向かい、自分の魂と出会うテクニック」


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ラビ・アブラハム・シャインバーグはホロスコート生存者を親に持つ。彼の両親はポーランドのワルシャワ出身で、それぞれ別のルートでアメリカに移住し、ニューヨークのローワー・イースト・サイドで子供達を育てた。彼の父親は初のワルシャワ集会のラビとして27年間勤めた。父の強い勧めもあり、アブラハムはローワー・イースト・サイドのヘンリーストリートにあるラビ・ジェイコブ・ジョセフ・スクールで幼稚園から高校まで学び、それからフラットブッシュ・キャンパスにあるブルックリン大学に通った。

「多くの友人がそこに通いました」と彼はふりかえる。「私たちはユダヤ教の全律法を学びました。それを学べば学ぶほど、その教えを人生で生きることになります。我々のうち60人は聖職を授けられたラビになるため3年間のプログラムを始めましたが、わずか17人しかそれをやり遂げることはできませんでした。数人はラビになりましたが、多くは専門家かビジネスマンになりました。ラビになるための教育とは魂を養うことであり、それは決して失われることはありません。」

10年前、ラビ・シャインバーグは友人から超越瞑想について聞いた。実践的な正統派ユダヤ教徒として、彼は慎重ではあったが、興味を抱いた。「私はより多くを知りたいと思ったので、マハリシの講義のビデオをいくつか見ました。当然ながら、マハリシは私のラビではありません。けれど私の耳にしたマハリシの教えは、まさしくユダヤ教の全律法の教えと同じだったのです。私は信じられませんでした。どの言葉も的をえていました。これは「ニューエイジ」とよばれるものではなく、古くからの知識です。マハリシは偉大なラビたちが到達したのと同じ結論を導きだしたのです。」

その後すぐに、ラビ・シャインバーグは超越瞑想を学び、それ以来1日2回、20分の瞑想を続けている。

「ふりかえってみると、TMが私をより良い奉仕者、より良いユダヤ教徒へと導いてくれていると言えます。私は以前よりももっと神へと向かって歩んでいます。」

「超越瞑想は宗教ではありません」とラビ・シャインバーグは言う。「それは宗教に取って代わるものでもありません。超越瞑想は人が内側へと向かい、自分の魂と出会い、静寂さを見つけ、人としての至福を見つけるテクニックです。そして神がそうあってほしいと本当に願う人になるためのテクニックなのです。」