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1970年代から80年代にかけて、TM瞑想が平和にもたらす影響について数多くの研究調査が行われました。その中から、レバノンで起こったマハリシ効果の実例をご紹介しましょう。マハリシ効果とは、都市人口の1%以上の人がTM瞑想を実践することで、その都市全体に肯定的な影響が生み出され、社会の暴力や紛争が静まるという現象です。以下の記事は、20年ほど前、レバノンのTM運動のリーダーであるロバート・クリフー氏が、日本の瞑想者の会報誌ユートピアのインタビューに答えたものです。

マハリシ効果でバラの栽培

マハリシ効果がいかに強力なものであるかを、実例を挙げてお話したいと思います。日本では想像もできないかもしれませんが、レバノンでは頻繁に、近隣諸国からの爆撃があります。ところが、瞑想者が集まってグループで瞑想を始めると、すぐに静かになってしまうのです。いつもそうでした。レバノンの瞑想者の人口は225人ぐらいですが、センターに集まるのは50人というところでしょうか。それでもみんなで集まって瞑想を始めると、それまで爆撃が激しくて閉鎖されていた空港が再開されるということがしばしばありました。

そこで私達は一週間のグループ瞑想を実行しようと決めたのです。初めは雨が降るまでやろうということだったのですが、コースを始めるとすぐに雨になってしまいました。これもいつものことなのですが、自然が示す最初の反応はいつも雨なのです。大きなコースを開きますとまず雨です。その後で、政治その他の肯定的な変化がでてきます。

その内、私達は1%都市を作ろうというプロジェクトを始めました。バスキンタという町でしたが、ここは爆撃が多く、いつも問題を抱えている町でした。しかし、ここで1%の平方根に相当する数のTMシディプログラム実践者が集まってプログラムを開始しますと、以来この町への爆撃がなくなったのです。そのとき行われた研究調査の結果は、TMの研究論文集の第四巻に載っているとおりです。爆撃がなくなったばかりではありません。農作物の収穫も上がって、以前はできなかったバラの栽培もできるようになりました。また、電話も入りました。日本なら簡単なことでしょうが、レバノンで電話を敷設するのは大変なことなのです。

大きな国際コースでレバノンの戦死者半減

それから、たくさんのプロジェクトがレバノン国内で行われました。たとえば、政府に行って「これからWPA(世界平和集会)を行いますから見ていてください」といったぐあいです。その当時の国内の混乱は大変ひどいものでした。私達は2週間後にこの状況は変わると、政府に公言したのです。そしてコースを開始しました。

初日に私達のホテルに爆弾が落ちました。でもそのまま続けました。その結果、事態は好転したのです。その効果があまりに大きかったので閣僚の一人がホテルまでやってきて祝ってくれたくらいです。他の大臣からもたくさんそういった電話をもらいましたので、私達は大成功だと思ったものです。ところが、まだ機が熟していなかったとみえて、政府は間もなく変わってしまいました。

その後、アメリカのマハリシ国際大学で、7000人の大会が開かれたときもレバノンで調査を行い、その影響を観察しました。そして、大会の期間中には、レバノンにおける戦死者数が平均して50%減少したことが分かりました。50%はたいへんな数です。その他にもグループ瞑想による、たくさんの自然の支持を目の当たりにしてきました。

グループで瞑想を行うことで、自然の無敵の力が働きだすということが本当によく分かります。爆撃が激しくて外出できないようなときでも、構わず週末のグループ瞑想コースを開催して大丈夫だったりとか、誘拐された人が無傷で帰ってくるといったことを、何度も経験しました。いかにグループでの瞑想が大切か良く分かります。

例えば突然、銃を突きつけられたとします。まさに引金が引かれようとするその瞬間、あなたの本来の姿が現れてくるかも知れません。それがもし至福であれば、その内側の至福があなたを守るのです。そのような実例はいくらでもあります。内側の至福の高まりが、あらゆる危険な状況から私たちを守るのです。

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超越瞑想とその上級のTMシディプログラムをグループで一緒に実習する大規模なコースが、これまで世界各国で7回ほど開催されてきました。そのコース期間中、参加者の数がレバノンに影響を及ぼすのに必要とされる人数を超えたときに、平和に向けた著しい劇的な進展がありました。戦死者数は71%減少、戦争による負傷者数が68%減少、敵対者間の協力が66%増加しました。 出典: Dissertation Abstracts International 49 (1988): 2381A.