外国にいて、よくわからない事のひとつが、その国の祝日。特にアジアで、さらにややこしいのが旧暦の祝日。この月の運行にそった祝日というのも、なかなか風情があっていいものですが、年によって日にちが変わるというのは、やはりなじみにくい。ついこの間まで、旧正月で爆竹をバンバン鳴らしていたと思ったら、今日3月4日は、タイではマーカプーチャー(万仏節)という祝日で、旧暦3月の満月の日、釈迦の弟子達(阿羅漢)1250名が一堂に会した記念日だそうです。と、いっても、宗教観の薄い日本人にはなんのことかよくわからず、土曜日だし、にぎやかかなーと思いつつ、お気に入りのレストランに食事に行くと、ほぼ満員と店は混んでいるのですが、ありえないぐらいシーンとお行儀よく皆さん食事をしている。そして、どのテーブルも、ミネラルウォーターまたはコーラやジュースといった飲み物が。そうです、今日万仏節は、ほとんどのお店でアルコール類をいっさい提供しません。基本的に酒飲んでわいわいがやがやしているのが普通のタイに慣れていたので、今夜はなんだか異様。チェンマイソーセージなど食べましたが、片手が水ではなんだかなあ。でも、こういう日って、案外大切なのかもしれませんね。例えばムスリムのラマダン(断食)なんかも、食べれなくていらいらしてるムスリムの人を見てると、無理せず食べればいいのになどと不信心な事を思う反面、いつでも食べ物が手に入る日本こそ、こういう”食べ物の手に入らない日”を作ってみたら面白いのかもなと思いました。