そんな寂しい夜は度々ありました。
昼間も継母の顔色を伺う自分が居ました。
父は、たまに仕事帰りにお土産だと
おもちゃを買って来てくれたりしていました。
すごく嬉しかったけれど
父は週2日ぐらいしか居なかったので
お父さんって感じはなく、よく来るオジサンのような存在でした。
継母は、私にお土産を買う父を良いように思ってなくて父に「甘やかさないで」と注意していました。
継母は気分屋さんで
機嫌の良い日は少なかったです。
何かにつけ、怒られるわたし。
わたしがダメな子だから怒られる。
わたしは何をしてもダメな子なんだと
ずーっと言われ
わたしも自分が嫌いでした。
なんで、怒られることばっかり
しちゃうんだろう…と自分が腹立たしかったのを覚えています。
おもちゃを片付けてない
おもちゃ箱がきたない
部屋を片付けてない
毎日のように怒られ
叩かれ、板の間に正座をさせられていました。
わたしが親になり
子供たちの成長を見る過程で
おもちゃを片付けない時もあるし
部屋を片付けない時なんて日常でした。
継母のように、こどもに対して
叩いたら正座させたり…そんな事
てきない。
強めの口調で注意したりお尻をポンと叩くことはあっても…
継母は、わたしのこと愛してなかったのでしょうね。なんなら憎かったのかもしれません。
大好きな父の、元奥さんの子どもですもんね。