夏休み、最後の予定は
高野山。
朝勤行に出る為に車中泊です。
前日、夕方18時過ぎに🏠を出発します🚙
お山を上り始めると、結構キリが🌫️
大丈夫かなぁ…って思いながら、
22時過ぎに、中の橋駐車場に到着。
後で聞いたら昼間、物凄い☔️だったそうです😅
で、朝5時起床で御廟へ向かいます。
湿度が高いですが、暑くないですね
寝るときは長袖を着て寝ましたが、
朝方ちょっと寒かったので
寝袋をかぶりましたね😅
何人か生身供を待っていらっしゃいましたが、
自分は、そのまま御廟前まで行きます。
お盆なので
施餓鬼棚が設置してありました。
施餓鬼棚とは?
この世での行いにより
餓鬼道に行ったもの達だけでなく、
天界の神様から地獄の亡者にいたるまで、
全ての、ものに施し、供養する為の
集合場所だそうです。
棚の真ん中の位牌には
「三界万霊六道四生一切含識」
と書かれています、
意味は、
「ありとあらゆる全ての者に、食べ物、飲み物、
仏様の功徳を与えます。」と言う意味です。
棚の上には、お水、ご飯、沢山の野菜を
お供えします、
喉が渇き、お腹が減っていては
お経の声が聞こえないと言う事で、
それを、補う為に置いてあるそうです![]()
御廟へ向かいます。
御廟の前には誰もいませんでした、
左手に束ねていた数珠を開こうとしたら
ふさが絡まり開きません、、
えー😱
ふさが、ほつれて、玉に絡まっていました…
引っ張ったら切れそうです…😭
一昨日、勝尾寺では、なんとも無かったのに…
何で急に…?
しかも、御廟の前で…😳
ショック〜😨
これは「そろそろ新しい数珠に、変えなさい」
と、言われているのかも…
と、思いながら手を合わせました🙏
その後、外陣へ入ります。
写真はお借りしました😅
まだ誰もいませんでした、
生身供と一緒に7、8名の参拝者さんが
来られました。
所定の位置に生身供が置かれ、
僧侶の方が入ってこられます。
この日の朝勤行はお坊さんは5名でした
旧正御影供の時は、お坊さんが内陣をぐるりと
囲んでみえて、声明の素晴らしさに
感動しましたが、
この日は声明はなく、
理趣経から始まりました。
お経の声が凄く心地良いです![]()
理趣経のリズム、気持ちいいですね〜😄
途中で目を閉じて聴覚だけに集中します。
程なくして読経が終わり、
皆さん御廟前へ移動されます。
自分は地下方場へ向かい、手を合わせます。
それからもう一度御廟前へ行きます。
座ってしばらく御廟の空気を感じます![]()
しばらくすると皆さんお参りを終わられ、
自分1人に…
しばし、瞑想🧘
贅沢な時間です…
なんとも言えません…😌
しばらくすると、職員の方が
皆さんが、お供えで置いて行った物を
ゴミ袋に淡々と入れられていました…
高野山は山の中で、奥の院の裏は民家もなく
野生動物が、沢山います、熊🐻も出ます。
人が置いて行った食べ物、飲み物の味を
覚えたら、繰り返しやってくるでょう😫
すると聖域が荒らされかねませんね。
以前は紙コップに、お酒かな?
入ったものが、
ずらり並んでる時がありました😅
「お大師さんに捧げたい」という
気持ちはわかります、
しかし、お大師さんはその様な事は望んで
おられないと思います。
個人的には、奥の院という、場所が場所なだけに
お供物を置くよりも、
お賽銭にして、賽銭箱に入れるとか、
お守りを買うとか、グッズを買うとか、
お供物を違う形で表した方が良いのではと
感じました。
高野山の賽銭箱には
「高野山の自然を守るための寄付」
と書いてありますね![]()
お寺の維持も大事ですが
高野山の自然の方がもっと大切だと
この文字を見て感じました。
自分の感情を優先するのではなく、
自分にかかわる方達が幸せになる為には、
どうすればいいか?
と、言う事を考え行動した方が
いいのではないかと感じます。
弘法大師は、形の世界ではなく、
今は、心の世界におられます、
虚空尽き 涅槃尽き 衆生尽きなば
我が願いも尽きなむ
弘法大師の有名な言葉ですね。
「この宇宙の 生きとし 生けるもの すべてが
解脱をこえて仏となり、
涅槃を求めるものがいなくなったとき、
私の願いは終わる」
と、言う意味で、
命ある全てのものが、
悟りを得る為に、弘法大師は
今も祈っておられます。
弘法大師に帰依する者は、
皆が幸せになる為に自分が何をすべきか、
考え、行動することが、
大師信仰の本質だと感じます![]()
高野山に来ると
感情が溢れ出て来ます😅
ながながと書いてしまいました💦
次は水向け地蔵さん
納経所で塔婆を購入
蝋燭🕯️
線香を供え
6名の戒名が書かれた塔婆を
ピン、ときた仏様に納め、水を手向け、
般若心経を上げて供養します🙏
あとは、西国三十三観音巡礼の御朱印帳に
お礼参りのための、御朱印を貰います。
高野山は西国三十三観音巡礼の番外ですね。
比叡山
高野山
四天王寺
東大寺(二月堂)
善光寺
が西国巡礼、お礼参りの場所だそうです。
弘法大師も西国三十三所巡られて、
修行されたそうです。
興山応其上人廟
豊臣秀吉が高野山攻めを行おうとした際
秀吉を説得して、高野山を救った
応其上人のお墓です。
応其上人は元々武士でしたが、
主家が滅んだ後、高野山は上がり出家しました、
木の実、果実だけを食べて苦行をした為
木食応其と呼ばれたそうです。
ゆえに、
木食上人とも呼ばれます、
歴史上では木食上人の名の方が
知れてますね![]()
豊臣秀吉はその後、木食上人を深く信頼し、
高野山の再興に力を注ぐ様になります。
豊臣秀吉が母の菩提を弔う為に建てた
青巌寺は現在の金剛峯寺の全身で
青巌寺の寺紋の五三桐が
今でも金剛峯寺の寺紋として
使用されていますね![]()
御廟です。
奥の院から金剛峯寺へ向かいます🚙
とりあえず、阿字観の受付をしに行きます。
11時からの予約が出来ました😄
まだ1時間以上時間があるので
数珠屋さんへ行きます!
数珠屋さんは波切不動さんのそぼの
今井治平商店さんです。
波切不動さんの近辺は
人通りは少なく、
お店もポツンとあります。
観光客の方があまり、来ない所の方がいいかな
(自分の勝手な思い込みですが…)
と思い選びました
初めて本数珠買ったお店です
写真はお借りしました😅
お店の回し者ではありませんよ〜😅
お店でふさがほつれて、切れかかってると
言って見てもらうと、
「あー!ひも変えなあかんねー!
修理する?」と
あー、紐、変えれるんやーと気付き、
新しい数珠を買うつもりで来たけど、
初めて持った本数珠なんで思い入れがあるので
修理してもらう事に😄
「でも、今日は出来んよ!
預からなあかんわ〜」と
で、「来月また来るからその時でいいですか?」
と聞くと、
「ええけど、できたら送ったろか?」と
8月中には出来るよ〜と!
で、送って貰うことにしました😄
が、
「でも、数珠いるから買いますわ〜」と
お店の人に相談して
数珠を幾つか出してもらい、
選びました😅
初めて買ったのは梅の木の数珠。
初めて持つ本数珠だったので
お店の人に相談しました、そしたら
「初めてだったら梅だよ!」と
「最初からいいもの持つ人もいるけど、
それは人それぞれなんで全然構わんけどね」と
ん〜!
だったら、最初は梅でしょ!
と思い、梅にしました😄
で、今回も相談して、
「梅の次は何がいいですかね〜?」
と、いくつかショーケースから出して貰い、
その中で「おっ!」と
思ったのが、ツヤ無し黒檀。
お店のひとが
「あーそれは使い込んでいくと、ツヤが出て来て
キレイになるから面白いよ!」と、
使い込んだらツヤが出る!
いいですねー!
黒檀に決めました😄
その後、ONEWの数珠持って
波切不動さんへ😄
正梅はこっち、
修理出来ました😄
まだ、まだ、使います!
長々と書き過ぎたので、
次に続きます。
ありがとうございます😅


























