こんにちは〜

一気に暑くなりましたねー🥵

名古屋は蒸し風呂状態です💦




真名井神社からの続きです。


真名井神社から

籠神社へ戻り、成相寺へ向かいます🚗

凄い勾配の坂道を登って駐車場まで

上がって来ました。






参道の途中に合流します


籠神社の近くのケーブルから傘松公園を経て

登山バスで山門近くまで来れますが、

そっちは利用した事がありません…😅



撞かずの鐘。


寺に新たな梵鐘を造ることになり、

近隣住民に寄進を求めたところ、

裕福そうな女房が「子供はたくさんおるが、

寺へ寄進する金はない」と断った、

やがて鋳造の日、大勢の見物人の中に例の女房も

乳飲み子を抱いて見物していた。


そして、あろうことか誤って銅湯の入ったルツボの

中へ、乳飲み子を落としてしまったのだ、

鐘は見事に鋳上がったが、

撞いてみると、乳飲み子の悲しい鳴き声が

聞こえてくるので、人々は乳飲み子の

成仏を願い、この鐘を撞くことを止めた。


以降 "撞かずの鐘" と呼ばれるようになった。


とあります、怖い話しです😱
























成相山 成相寺

橋立真言宗

本尊 聖観世音菩薩

開基 真応上人


橋立真言宗?とは

聞き慣れないですが、2007年に

高野山真言宗から独立し成相寺だけで

構成する宗派だそうです。


聖観世音菩薩。

人々を常に観ていて、救いの音(声)が

あれば瞬く間に救済する

という意味からこの名が付けられ、

信仰されてます。


六観音の1つに数えられ、地獄道に迷う

人々を救うとされています。


苦しんでいる者を救う時に

千手観音や十一面観音などの六観音や

三十三観音など、様々な姿に身を変えて

救いの手を差し伸べます。


変化観音と区別する為に

聖観音と呼ばれるようになりました。


単独で祀られることも多いですが、

阿弥陀如来の左脇侍として、

勢至菩薩と共に三尊で並ぶこともあります。


成相寺は真応上人の開基と伝わりますが、

聖徳太子とも伝わります

元々は日本古来の山岳宗教の修験場で、

日本全国に五つある「聖の住む所」の1つ

として信仰を集めていました。


慶雲元年、704年に文武天皇の勅願寺と

なりました、

本尊の観音様は、身代わり観音、美人観音

として名高い聖観世音菩薩です。


一願一言地蔵。

唯一願を一言でお願いすればどんな事でも

叶えてくれるというお地蔵さん。


安楽ポックリの往生も叶えられると伝わります。


約650年前に創られた古いお地蔵さん。





成相寺縁起


1人の僧が雪深い山の草庵に篭って修行中

深雪の為、里人の往来もなく食糧も絶え

何1つ食べるものもなくなり、餓死寸前と

なりました、死を予感した僧は

「今日1日生きる食物をお恵み下さい」

と観音様に祈ったところ、夢ともうつつとも

判らぬ中で堂の外に傷ついた鹿が倒れているのに

気付き、僧として肉食の禁戒を破る事に思い悩み

ましたが命にかえられず、決心して鹿の腿をそいで

鍋に入れて煮て食べてしまったのです。

やかて雪も消え、里人達が登って来て堂内を見ると

本尊の腿が切り取られ、鍋の中に木屑が

散っていました。

それを知らされた僧は観音様が身代わりとなって

助けてくれた事を悟り、木屑を拾って腿につけると元の通りになりました。

此れよりこの寺を願う事成り合う寺、

成合(相)寺と名付けました。

 

本堂の中は撮影禁止ですが

真向きの龍は撮影OKです。


飛騨の伝統的な彫刻職人・左甚五郎作と

伝わる作品。


江戸時代、雨乞いの為、龍の彫刻を成相寺に

奉納することになり、折しも宮津に滞在

していた甚五郎に製作の依頼が舞い込みました。


しかし、見たことのない龍の彫刻など

彫れるのかと途方に暮れてしまいます。


そんな中、ある夜、夢の中で甚五郎は

龍の住処を教えられ、早速、夢で教えられた場所、

成相のとある滝壺へ降り立ち、観音堂に向かい

祈ること三日。


ついに龍が姿を現わし、見る間に天空へと

立ち上がり、雲の間に消えていったと。


この龍は珍しく正面を向いていて、

右から見ても左から見ても、

自分の方を向いているように見えることから

「真向きの龍」と言われています。



鉄湯船。

鎌倉時代の湯船、 

この中に浸かるのではなく、

掛かり湯をするための湯船だそうです。

重要文化財だとか。




















今は手水鉢。







本堂。

安永3年、1774年建築。


元々本堂は現在より山の上に

建てられていましたが、

山崩れのため現在地へ移転しました。


駐車場からパノラマ展望台へ向かう途中に

本堂跡の看板があります、

現本堂から結構登ります。


去年の年末、成相寺へ来た時、

パノラマ展望台まで行きました

成相寺駐車場からすぐだと思っていたら

結構登ります、

以前歩いて行こうとしてやめましたが、

歩いては行かない方がいいですね😅





天橋立が一望できます😁





































静寂な空気感。


この山寺の静寂感が好きです😊







贅沢な時間。





















幸せを感じるひと時です照れ





















本堂から降りて来て

五重塔へ向かいます。






鎌倉時代の建築様式で

1998年に復元された五重塔。






「龍神の椨」京都府天然記念物


真向の龍が

この木を伝って天に登ったそうですニコニコ


















五重塔の左側に池が有って

弁天さんが祀られていますが、

この池は底なし池だと言われていて

昔、大蛇が住んでいて寺の小僧が

大蛇に食われていたそうです、そこで

和尚さんが小僧に似せた藁人形を作り

その中に火薬を入れて大蛇に食べさせて

退治したそうですニコニコ

池の写真は撮ったと思っていたけど

残ってませんでした😅



ここは色んな伝説が残っていますね😅


よいお参りでした


ありがとうございます😊