中古のDiginnos Mini DM110 を入手した。

知人に頼まれて、Windows7とWindows10のデュアルブート環境を構築した。

 

Intel100シリーズのマザボは、USB2.0ポートがUSB3コントローラの配下で動いている。

よって、Windows7ではインストーラが停止し、USBキーボードやマウスも操作できない。

メーカー公式で解決策が示されているのだが、UEFI(BIOS)の設定変更も必須。

以下に設定を記載する。

 

■製品仕様

ほぼベアボーン: ASRock DeskMini 110 Series と同等
マザボ: H110M-STX
CPU: Core i3 7100
メモリ: DDR4 SO-DIMM 8GB
 
■イントールメディアの作成
・Windows7のインストールメディアやISOを用意する
→ASRock公式HPからパッチツールをダウンロードし、適用する。ISO、USBメモリへ書き出しが可能。

★UEFIを利用する場合
RuFusでメディアを作成する際、GTPパーティション用で作成。
★BIOSを利用する場合
RuFusでMBR用のメディアを作成。

 

 

UEFI(BIOS)の設定を変更

・Advanced(詳細) > USB Configuration(USB 設定)と進んで、「PS/2 Simulator(PS/2 シミュレータ)」を有効にする

→USBのキーボードとマウスが使用可能になる。

・[Boot menu] > CSM

→CSMを有効にする。Compatibility Support Moduleは、古いOSに互換性を提供するらしい。

・セキュアブートを無効にする(Win7が対応しないため)

 

以上で、Windows7のインストーラが起動するようになる。