AandD製の台秤および個数計には、RS-232C(シリアル通信)による通信機能があり、重量・個数・コンパレータのHI/LOを外部機器へ出力できる。その通信に必要なケーブルは、DINオス(5P、又は8P)←→RS-232Cメスの独自仕様である。

 

このケーブルを自作したので、以下に備忘録を記載する。

※AandDから直接購入する事も可能である。

 

■この通信ケーブルが使用できる機器

・AandD デジタル台秤 FGシリーズ + 通信基盤オプション

・AandD 個数計 HC-iシリーズ

など、フルサイズDIN端子を備える物

 

■RS-232C端子 ←→ DIN端子の接続図

※1:かならず、ピン番号で導通の確認をとる事。
※2:7-8ピンの接続は、DIN側端子の切断部で行うと作業が楽。

 

■パソコン側ピンアサイン RS-232C 9ピン-オス

使用  ピン番号  信号名  方向
  1 DCD IN←
2 RxD IN←
3 TxD →OUT
  4 DTR →OUT
  5 GND --
6 DSR IN←
7 RTS →OUT
8 CTS IN←
  9 RI IN←