こんにちは。転んだらたつのです。昨日の雨が嘘のように穏やかに晴れています。気がつけば来年は東京オリンピック。私にとっては2度目の東京オリンピックまで秒読みになりました。
何十年も前のことなのに、当時のオリンピックは、小学校の教室のTVでも見たのを今でも覚えています。紅白のユニフォームを来た日本選手団が鮮やかに映えて、かっこ良かったです。
 今日のテーマは「35億」ならぬ、10億円です。アラ還の私が、これから生涯働かなくても、生活できるだろうなと推定する金額です。もし、これだけのお金があったら、皆さんは働きますか?大学生の我が子は、生活に困らないだけのお金があっても働くと答えました。う〜ん、私もそのくらい若かったら、働くかもしれない。でも、その頃の私(20歳から40歳)は、さしあたっての生活に困らなかったので、あまり仕事をしなかったのです。特に女性はそこそこの会社員と結婚すれば、年金だって夫が負担してくれるから、気晴らし程度に働けば良いと思っていたのです。ところが、そんな怠惰な女性に黄金を抱えた白馬の王子は、いっこうに現れません。
 今だからわかったのですが、社会的にきちんとした異性と出会うには、自分自身も社会の中できちんとした生活を送っていないといけないのです。自分が1高(背が高いだけです)のくせに、相手に3高(高学歴、高身長、高収入)を求めて彷徨っているうちに、大台に登って、「割れ鍋に閉じ蓋」のような相手に収まりました。以来地味な生活を送っています。
 今までのブログを何回か読んでいただいた方はお気づきと思いますが、私はどこで働いても長続きしません。人間関係がうまく行かないことが多いのですが、最近勤めている保育の仕事は、性格が四角い私にはやはり難しいのです。
「ダメなものはダメ」というのを、うまく子供だまし的にアレンジできないのです。夕方オムツ交換をします。子供はオムツ交換よりも遊び続けたいのです。そんな時に「オムツ交換したら、お迎えの時すぐ帰れるよ」とは言えても、例えば、「今〇〇ちゃんが遊んでるくまさんが、〇〇ちゃんのおしっこがクチャ〜い」と言ってるよなんて、口が裂けないと言えないのです。子供はワンワン泣くし、私も泣きたくなりました。
 私は、お金の計算は得意なのです(簿記2級)が、60歳以上で事務所や会社での経理経験がないと、資格だけでは採用されないのです。応募の段階で断られることが殆どです。青色申告等得意なのですが、ダメです。自営業の経理経験では相手にされません、圏外です。このような背景で自他共に認める、不向きな保育の仕事をしているわけですが、今10億円神様がプレゼントしてくれたら、私は即保育の仕事は辞めますね。
 独身の時は、「子供でもいないと暇でしょうがない」と暇をもてあましていましたが、子供もさすがに20歳過ぎれば、また私も暇になりました。きっと家事が好きな人は、お家をピカピカにきれいに片付けたり、掃除もするのでしょうが、私は、子供の時から、家事大嫌い、家事を手伝うくらいなら、学校の勉強をしているほうがいいという女子なので、いくら時間があってもほとんど何もしません。塵やほこりで家族が病気にならない程度で暮らしています。
 そのようなわけで、私は10億円あったら、①仕事はしない。少なくとも誰かに指図される兵隊さん的な仕事はしない。自分が経営者になるなら、いいけどね。
②家政婦さんを定期的に雇って、苦手な家事をしてもらう。
③大学の聴講生になる、あるいはカルチャーセンターでも通って好きなこと、興味のあることを勉強する。歌が上手になりたいから、ボイストレーニングを受けるのもいいなぁ。
そして何よりも、
④私の故郷Yに家を買って、住みたい。
 両親が割と早く亡くなり、自分がその平均値を超えるまで生きるとは思ってはいなかったので、老後のことはほとんど考えていませんでした。
 若い頃、私は他の人々の半分、つまり20年も働けば生活して行けると確信していました。そうですね、その通りになりました。でも、まさか60歳から、20年働かなくてはいけなくなるとは思いませんでした。
 若いフリーターの皆さん、素敵な異性と出会うには、素敵な職場で働かなくてはいけません。そして自分自身が素敵な人にならなくてはいけません。「棚からぼた餅」に見えても、実はただの泥団子かもしれませんよ。
 あと20年働いたら、私は3回目の東京オリンピックも見られるかしら?ハハハ。今日は元気なうちに皆さん、しっかり働きましょうのお話でした。
※自著「逆襲エントランス」
東銀座出版社 桜木めぐみ




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