今週に入り、日本全国がすっぽりと寒波に覆われている。
特に日本海側と北海道ではこの時期としては数年に1度あるかないかの猛烈な風雪に襲われている。
私が住むここ横浜や東京でも非常に寒い日々が続いている。もっとも、私にとっては寒さよりも乾燥の方が深刻であるが。
この寒波、実は地球温暖化の過渡期にあるという話がある。
もし、それが事実なのであれば未来の地球環境に不安を抱かざるを得ない。
ここ数年猛暑から今年の冷夏。この10年で実感して地球温暖化の影響を感じることが度々ある。
世界の気候や経済に目を向けるとさらに深刻である。世界では干ばつが頻発し、飢饉が常態化している地域がある。そして、世界的に連行不順が続いた年には、穀物価格が上昇しわが国でも小麦価格の高騰による値上げラッシュが起こったことも1度や2度ではない。穀物価格が高騰すると商品取引を行っているヘッジファンドは儲かるかもしれないが、消費国では大きなダメージとなる。特に、高い途上国においてはその影響は深刻だ。
今日も私は「寒い寒い」と言いながらも、温かい食事にありつけ、熱いふろにも入ることができた。しかし、これはそれだけの経済的な能力があるからである。途上国の人々にはそのような経済力はない。地球温暖化の影響で、まず犠牲者となるのは途上国の人々である。この犠牲者を出さないためにも地球にやさしい生活を心がけたい。