毎年恒例の時期がやってきたが、今年もe-Taxで確定申告完了。
税法の改定に伴うものか、システム操作性向上のためか、毎年
e-Taxの入力画面や遷移が微妙に変わるので迷ってしまう(汗)
アウトプット(申告書様式)は、ほぼ変わらないんだけどね。
1)申告書B第一表
一昨年から全てのFX外為が分離課税になったので、これは
会社からの源泉徴収表をそのまま入力でOKとした。
「医療費控除」は息子の定期通院が3万円と、夏に遊んでいて
額を切る手術をして3万円ぐらい。自分の通院も3万円ぐらい。
おそらく治療用途の市販薬(風邪薬、痛み止め等)合わせれば
減税対象の10万ちょい超えだろうけど、レシート等の発掘をする
手間と効果(帰ってくる金)を比較して、追加申請は止めた。
この申告書を見る度に、「16歳未満の扶養控除」を復活しろと
言いたくなる。
従来の児童手当(5,000円)から子ども手当て(満額26,000円)で
扶養控除を廃止したのに、初年度13,000円、現在10,000円って
約束違反というか、上手くだまされた感が強いな。
次は絶対に「配偶者控除」を廃止するだろ?
外で仕事をしない専業主婦に対して、未婚者、共働き世帯、自営業
から見て優遇(差別?)されている感が強いし・・・
世間一般に満遍なく・・・という意味では「基礎控除」の減額か。
復興特別所得税(2.1%)の欄が増えていたね。
源泉徴収表でも明記されていた会社もあるかな?
2)申告書B第二表
ここも源泉徴収表をそのまま入力でOKとした。
住民税に関する事項で「徴収方法」の「自分で納付」にチェック。
これ、間違えると、サラリーマンの場合、給与支給者側の天引なので
会社に副業がバレで、やっかいな事になる場合も・・・
副業OKな会社は、どっちでもいいけど。
3)申告書第三表(分離課税用)
FXの損益を申告。
4)給与所得の源泉徴収表
e-Taxは添付省略可。
ただ以前、確定申告後に原本コピーを送れと通達があった事もあり。
5)先物取引に係る雑所得等の金額の計算明細書
FX会社からの損益報告書を見て入力すればOK。
必要経費として、取引目的の購入品があれば領収書をまとめて記載。
これも以前、確定申告後に確証を求められたので、数年は保管して
おいた方が無難。
通信費やパソコン代もFX専用だと証明できれば申告可能だし、
パソコン等の高額品は原価償却で数年間申告できるので忘れずに。
まあ、自分の場合は今年は利益が出なかったので、面倒になり
経費0円で申請書は入力した。
6)所得税及び復興特別所得税の確定申告書付表
先物取引に係る繰越損失用。
通常、年20万以上の利益に対しては、20%の税金を払わないと
いけないが、損失を出した場合は3年間繰越ができるので申請。
2014年度は利益が出ても、損失申請額を超えない限りは税額0円。
以上で終了。
と思いきや、住基カードの電子証明書の有効期限が切れていた!
あれ、3年間有効で、期間延長する年だった。
市役所で手続き・・・500円。
これも必要経費なので、領収書保管・・・っと。
けっこう手間だけど、確定申告って面白い。