
AM8時に、術衣・T字帯・着圧ストッキングに着替えます
8時30分 看護師さんと共にドキドキしながら病棟を出発
病棟を出た所にラウンジがあり、そこに夫・娘・息子が来てくれていました
心配かけたらアカンなと思い、笑顔で手を振り『行ってきます
』と。
3人も「頑張ってな」って手を振り返してくれました。
エレベーターに乗り込み、扉が閉まる瞬間 泣きそうになったけどグッと堪えて耐えました
そして手術室へ。
入って直ぐに受付があり、そこで名前と手術名を伝え 帽子を貰い頭に被り自分の手術室(7番の部屋)へ
部屋の前にはパイプ椅子が置いてあり、その周りに主治医他膵臓チームの先生方・麻酔医・手術室担当の看護師さん達が
キンチョーする
で、パイプ椅子に座って再度名前・手術名の確認をし、病棟看護師から手術室看護師への申し送りが行われます。
それが終わってようやく部屋の中に入れます。
手術台にまずは仰向けに寝て、術衣が脱がされたり指や腕に機械を付けられます。
それが終わったら、硬膜外麻酔を入れる為横向けになり身体を丸めます。
硬膜外麻酔も怖かったけど思ったより痛くなくて
入った後は再度仰向けに。
時計を見ると、9時30分前くらいでした。
そしていよいよマスクを口に当てられ 「今から麻酔入れて行きますねぇ。」「麻酔入りましたよ。」って声が………
次の瞬間、「いも子さん、分かりますか?」って声が聞こえたと思った瞬間。
痛みと吐き気が襲って来て!
周りはガヤガヤ。
主治医が夫に電話で手術終了の説明をしているのも聞こえて。
ふと手術室の時計を見ると、9時40分……
えっ
10分しか経ってないの
先生「終わりましたよー」
って…21時40分か
予定よりめちゃくちゃ時間掛かってるやん
確か、最初手術予定時間は8時間位って言ってよなぁ
凄いオーバーしてる…何かあったん
痛みと吐き気がある中、そんな事が頭の中をグルグル回って不安でしょうがなかった。
で、術衣を着せられてストレッチャーに移され病棟の観察室に移動
ストレッチャーからベッドに移動で更に痛みと吐き気が酷くなり
「ダメ、吐きそう…痛い…痛い…吐く…」
と呻いてたら、痛み止め・吐き気止めを点滴から入れてくれて。
しばらくすると、吐き気は治まり痛みも少し治まりました
その後は、当たり前ですが仰向けで全く動けず 腰もメチャクトャ痛くて
そんなこんなでその夜🌃は、本当に一睡も出来ず痛み止めも適時追加して貰いながら過ごしました。
とにかく、痛い・眠れない・手術時間が長かった・大丈夫やったんかな等、不安で堪らない夜でした。