最近、『X JAPAN』の再結成の噂を聞きます。
僕は、彼らに憧れ、『バンド』に惹かれました。
そして、オリジナルに入る前に、『hide』のコピーバンドをしていました。
オリジナルの曲でバンド活動するようになっても、
『hide』のカバーを折り込んだりしていました。
関東ツアーに行った時、
あの『鹿鳴館』でライブができたことは、
特別の感動がありました。
でも、『X JAPAN』の再結成に、どこか素直に喜べないのは、
きっと『彼』がいないから。
ファンの欲目(?)は否定しませんが、
それを差し引いても、
『X JAPAN』は、本当に奇跡的なバンドでした。
技術で言えばそれぞれのパート、もっと優れたアーティストはいるでしょう。
ただ、
その5人が描き出す世界、奏でる世界、
群を抜いていたのは、
一言で言えば『カリスマ性』。
当時の僕は、
メンバーの中の『誰が』とか、
『どの曲が』とか、
『演奏の良し悪し』とか、
そういったものを超えて、
『圧倒的な何か』に惹かれました。
その後、
『hide』という個人のアーティストに惹かれ、
それから数年後、
彼の死を悼み、
あれから10年、
僕はなお、彼に憧れ続けています。
尊敬すべき人は、
身近にも、雑誌やテレビの中にも、歴史上にも、
年上にも年下にも、同性にも異性にもいます。
でも、
『あんな風になりたい』
『あんな人になりたい』
本気で『憧れ』を抱いた人は、これまでにも片手に余るほど。
『音楽』、『ロック』、『バンド』、『ライヴ』、
そういった言葉とここ数年で随分距離ができましたが、
自分の選んだ道の中で、
彼の精神を、
僕なりの理解で、
僕なりの表現で、
人生の端々に鏤めていきたい、
そう思っています。