06年の合計特殊出生率(1人の女性が一生に産む子どもの数に相当)が、過去最低だった05年の1.26を0.06上回り、6年ぶりに1.32に上昇したようです![]()
間違いなくいいニュースなんですが、楽観視はできないようです![]()
長期的には低下傾向にあることは変わりないとのこと。
ちなみに、日本の人口は、05年には戦後初めて自然減になりましたが、06年は8000人以上増加したそうです。
さて、今後、日本の人口はどうなっていくのでしょうか。
このままいくと、数十年後、確実に日本の人口は減っていることは否めません。
団塊ジュニア世代以降の結婚は遅くなり、2人以上の兄弟姉妹を持つ夫婦も減っています。
一方、高齢者の数はかなりの勢いで増えることは間違いありません。
子供が減り、高齢者が増える――少子高齢化社会
この問題は現在、日本が抱える最も大きな問題のうちの1つです。
景気回復に伴い、
『景気回復→婚姻の増加→出産の増加→国力・経済の安定』
と、全てが良い方向に向かえばいいのですが、あまり楽観視し過ぎることは危険だと思えてなりません。
高度成長を支えてきた団塊の世代が定年を迎えていく中、高齢化していく社会を支える世代の人数は減っていく一方です。
それでも景気は回復し続けるのでしょうか。
短期的には、企業が人手不足となるため、フリーターやニートの数も減少し、婚姻・出産へと踏み切りやすくなるように思われます。
しかしながら、数十年前とは状況が違います。
現在結婚・出産適齢期を迎えている世代は、子供の頃からモノが溢れる社会に生きてきました。
外で働く女性、共働きの夫婦もずいぶん増えました。
こうした状況は、決して婚姻・出産・子育てにマイナスに働くとは思いません。
しかしながら、その世代の価値観を基準として、『安心して子育てできる社会システム』がまだ確立していないように思われます。
こうした社会システムの確立は今後の日本を考える上で不可欠だと言えるでしょう。
また、少し見方は変わりますが、人口が減少しても日本を維持していかなければなりません。
資源を持たない日本にとって、『侍魂』、『大和魂』と呼ばれる精神、あるいは他国には真似できないような『勤勉さ』を持つ『ヒト』こそが最大の資源であったハズです。
そうした精神・知恵・知識を受け継いで、なおかつ情報化・グローバル化した現代社会に適応できる人材が求められます。
まずは一人一人が問題意識を持ち、現状に合った社会システムを構築し、安心して子育てできる社会にしていくこと。
また、有能な人材を育成していくこと。
こういったことに、もっと積極的な政策が必要なのではないでしょうか。