真実の愛 たいていの人は、なにかしら後ろめたいものをもって生きているから、真実は見たくない。真実に目を閉ざして生きていたい。 だから自分がよほど困ったとき以外正義が実現してほしくない。適度に不正があって、自分よりも悪い奴がいてくれることが安心感を与えてくれる。正義がまかり通る世の中の、なんて窮屈で住みづらいものだろう! 悪人の不正が次々と暴かれてゆく正義の社会は怖い。明日はきっと我が身だから。 そんな風に真実に怯える、弱く情けない人達を思いやることが、結局のところ人類愛なんだよニャ。