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第8話は、
運河の国
パナマ共和国
ニャん

ロンドンオリンピックでは、注目の国
「パナマ共和国」
を是非応援しましょう。
前回北京大会でパナマ共和国は

・陸上競技2名、
・フェンシング1名
・競泳2名

合計5名の参加で、
金1、銀0、銅0、合計1です。


パナマ選手団は総勢5名です。

たった5名の参加で、金メダルをひとつ獲得しました。

この金メダルはパナマ共和国史上
初金メダルです。
悲願の金メダル、ついに獲得です。
パナマ共和国は1928年のアムステルダムオリンピックが初参加で、以来ほとんど毎回出場してきました。ようやく悲願の初金メダルです。

金メダリストは、陸上競技男子走り幅跳びのイルビング・サラディノ選手です。開会式の旗手もつとめています。

この他、男子400mハードルは準決勝まで進んでいるし、フェンシングも初戦を勝ち残って16強まで進んでいます。
少数精鋭チームという印象受けます。
詳細はこの記事最後にまとめます。

パナマのメダル獲得は1948年ロンドン大会の銅メダル(陸上男子100mおよび200mの Lloyd La Beach選手)以来だそうです。

パナマってどんな国でしたっけ?

ニュースを聞いていると「パナマ船籍の船」という言葉を何かとよく聞きますが、
これがいわゆる「便宜置籍船」というやつだそうです。

船舶を所有すると所属する国家に支払う税金が生じます。
このため船の国籍を税金の安い国にすることで節税ができます。
そこで船にかける税金を安くすることで外国船を誘致する政策をとる国があります。
 パナマはそういう国のひとつで、世界中の多くの船がパナマ国籍になっているんだそうです。


↓パナマ共和国の位置です。
ニャンコのうんちく-パナマ共和国
 コスタリカとコロンビアの間にある国です。南米大陸と北米大陸のちょうどつなぎ目のところです。この細長いつなぎ目は、細長い日本列島と同様プレート沈み込み境界に出来た造山帯なので、日本と同様地震国になります。
 面積は北海道よりやや小さいくらい(75,517平方キロメートル)です。
 人口は340万人(茨城県よりも多く静岡県より少ない)で日本の38分の1くらいです。

バナナとエビを輸出しています。

 パナマといえばパナマ運河です。

パナマは北米大陸と南米大陸の細いつなぎ目にあります。

だからここに運河を作ることで船の近道ができます。

南北アメリカ大陸を中央で横切るこの運河が海運上、さらには世界経済の上で果たす役割は計り知れません。

しかしこの運河地帯は1999年までアメリカ領でした。

この国の歴史は建国から現在に至るまでパナマ運河(そしてアメリカ合衆国)と切り離せません。

パナマはアメリカ合衆国が運河を建設するために1903年にコロンビアから独立させた国です。

運河建設(1914年)後は運河を囲む細長い地域だけがアメリカ領となり(永久租借権)、

運河地帯返還の1999年までパナマは国土を真っ二つに分断された状態でした。

アメリカ合衆国はパナマ運河の通行料から莫大な収益をあげたと思われますが、それがコロンビアやパナマにどれほど恩恵があったか、聞いたことありません。

中南米諸国とアメリカ合衆国との関係を象徴する国です。


パナマ共和国とパナマ共和国のスポーツ選手について何かご存知の方はコメントください。
記事の間違い訂正も大歓迎ニャン。


[パナマ共和国選手団前回北京大会の戦績]


<陸上競技>
@Bayano Kamani選手 400mハードル 予選ランキング6位(記録49秒05)で準決勝まで進出(2組8位50秒48)。この種目日本選手は2名が出場するもともに予選敗退。成迫健児が49秒63で17位、為末大が49秒82で19位。金メダルはアメリカのAngelo Taylorで記録47秒25。

@Irving Saladino選手 男子走り幅跳び、記録8.34m金メダル。この種目は日本選手の出場ありません。


<フェンシング>
女子個人

@Jesika Jim?nez選手 初戦でウクライナのYana Shemyakina選手に勝利し、2回戦でドイツのImke Duplitzer選手に敗れる。16強まで進出してランキング16位。金メダルはドイツのBritta Heidemann選手。


<競泳>
@Edgar Crespo選手 男子100m 平泳ぎ1分03秒72で予選ランキング53位/63人中。この種目、日本選手は北島康介が58秒91で金メダル。

@Christie Bodden選手 女子100m 背泳ぎ1分07秒18で予選ランキング47位/47人中。この種目、日本選手は2名が決勝に進出し中村 礼子が59秒72で6位、伊藤華英が1分00秒18で8位。金メダルはアメリカのNatalie Coughlinで記録58秒96。