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月の土地が買えるんだそうだ。
ったく人間ときたら呆れるぜ。
あそこはウサギさんの土地じゃニャかったのか?
夢を買うんだってさ。

夢・・・
未来のある日
月面は分譲されている。すでに世界の多くの客が土地を買っている。
売ってる人間はどうやって自分の所有地にしたのだろ?
月面はいかなる国家も所有しないことになっている。宇宙条約である。しかし個人が所有してはならないとはどこにも書いてない。
そこに目を付けたのがこのビジネスだった。
地図上での土地割りを行っただけで現地測量はしてない。どうせ本当に行くわけじゃないから細かい境界線や面積などどうでもいい。なにせ「夢」を売っているだけなのだから 。

未来のある日、とある大金持ちが月に旅立った。到着後すでに買ってある自分の土地で土地活用を始めた。太陽光パネルを置いて発電事業をはじめたのだ。
この様子は地球から望遠鏡でよく見えた。だから世界中が注目した。とりわけ月に夢見て土地を買った客たちが、自分たちの先鞭を切って未来に挑んでいる冒険家としてこの金持ちに注目した。
しかし、
彼の土地の隣に土地を買った客は不安になった。大金持ちは所有地いっぱい使って太陽光パネルを設置していたから自分の土地に進出してこないか不安だった。
さて、不安は的中!
誰も来ないことをいいことに金持ちは次々と他人の土地に進出し始めた。おまけに、資源採掘まで始めた。不安は月の裏側。裏側は地球から見えないから何されているかもわからない!
なぜ彼はこんなにも大胆に月の土地を荒らせるのか?
理由は2つ。
第一は、誰も来ないから。土地を買ったと言ったって夢を買っただけ。そこにきて利用するわけでもないので意味はない。どのみち使わないのなら他人に使われたって何の損もないはず。
第二の理由
月の土地はいかなる国家も領有しない。となればいかなる国の法律(土地所有法)も及ばない。いかなる国の警察も軍隊も手出しはできない。早い者勝ちのやりたい放題。

さて、
それでことがすむか!
土地所有者たちは怒り狂い国際社会も問題視・・・
となるかと思いきや、
国際社会はさまざまな反応をしめした。
この時代だって国際社会は一枚岩ではない。国家対立はある。例えば某国みたいな国はすぐに目を付けた。土地所有者たちの権利を守ると名乗りを挙げた。多数派の国は某国のスタンダードプレーに怒ったが、他国のいうことになんか耳もかさない某国だから、さっさと土地所有者と契約をとってロケットを打ち上げ月のならず者成敗に出陣。
そう。これが成功すれば月の土地は某国の領土になったも同然。なぜなら月の土地所有者を軍事的に防衛したことになるのだから・・・
当然某国の敵国が黙っていない。敵国は先回りして月の金持ちを防衛する契約を試みた。
しかし国家の支配を嫌う金持ちはこの申し出を拒否。強引な取引にしつこい押し売り国家に抵抗を始めた。実はこの大金持ち、防衛のための武器も準備してあったのだ。
かくして月に独立国家樹立を目指す金持ちと、国際社会の異端児某国と、その敵国、三つ巴の宇宙戦争が勃発する!

いい夢だね。
あ。
今日は4月1日だったか。