める が亡くなって。


家に居ると、目につくものすべてに める が重なり


どよーんとしています。



床についた爪のあと。


歯の生え換わり時にガジガジした障子の桟


開けて!とカリカリして傷だらけのドア


日向ぼっこしていた廊下


寝ていたソファ


御飯食べるときに居た場所


何を見ても める を思い出しせつなくなる。



私にはPがいる。


いつまでも暗くしてちゃいけない。


わかっちゃいるけど抜けられない。



抜けらんないもんはしょーがない。


だから あきらめて 思い出に浸っています。


そのうち、きっと める の話をしても


涙が出ない日がくるはず。



それまでは いいよね、泣いたって。