7年前、Pは生後9ヶ月。
あのときも建国記念日で2連休。
連休前からPは40度を越す発熱で、医者通いをしていた。
かかりつけの医師は、発熱のほかに目の充血があったので
「川崎病かもしれない」といっていたので、どんな病気か調べてはいた。
熱が高かったので点滴をうけ、飲み薬をもらって飲ませていた。
座薬ももらい、使っていたけれど…
40度の熱は1時間ほど38度代に下がるものの、
また40度くらいまでは上がってしまう。
その一ヶ月前に突発性発疹をしていて
P、はじめての発熱!ではなかったので、私もある程度落ち着いてはいたものの
下がらない高熱には参った。
熱は下がらない、かかりつけの医院はお休み…
このころは下痢もひどく不安で不安で、点滴をしてもらったほうがいいのかも、と
市内にある公立の総合病院の救急を受診した。
熱、目の充血というかかりつけで診てもらった症状のほかに
BCG痕が赤く腫上がる症状も増えていたので
一応問診で話したものの、薬もあることだし様子をみましょう。
と、点滴もせずに帰宅。
そのとき見てくださったのは泌尿器科の先生でした…
翌日も相変わらずの熱、また総合病院に電話すると
午後5時からは小児科の医師が当番なのでその時間に来てほしいとのこと。
で、行きました。
経過を話して、医師がPを見てスグに
「川崎病の疑いがあります、すぐ入院してください」
…ホッとしました。
病名は調べていたし、入院したら先生や看護婦さんがそばにいるという
安心感で、ホッとしました。
Pは、「不全型」といわれる川崎病でした。
川崎病にはいくつかの代表的な症状があり
そのうちの何個かが該当すれば「川崎病」と診断されます。
Pは発熱、BCG痕の発赤、目の充血と3つだけ。
かかりつけの小児科を受診中は2つだけだったので
はっきりとした診断にいたらず
「川崎病かもしれない」ということは聞いていたのでした。
入院後、エコー検査で冠動脈の拡張がみられたので
(大人で2ミリの太さの血管が、検査時で2ミリ)
病気が川崎病であるとはっきり診断され、治療が始まりました。