5月のはじめのことです。


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朝、登校班の集合場所についた途端に泣き顔のPでした。


明らかに助けを求めています。

とうとうこの日が来たか…。

分離不安の登校拒否でした。


ここで私が突き放すと、Pは益々不安になると思い

「お母さんと一緒に行こう♪」


手をつないで学校へ向かいました。



幼稚園時代(年長になっても)から朝、私と離れる瞬間が苦手だった子です。

入学してから一ヶ月、よくやってこれたよ。

やっぱり、ダメだったか。



この日から同伴登校が始まりました。


学校に一緒に行き、先生とPが話をしたら安心したのか

バイバイ!と笑って離れられました。

その話を私は聞いていませんが、なんの話をしたんだろう?


ねぇ、P。

おかーさんはキミをいつでも愛しているよ。

いつでも見ているよ。


キミの心の中におかーさんはまだ居ないのか?



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この日から、同伴登校がはじまりました。


二日間の連休明けの朝でした。


連休前は初めての授業参観。


もちろん見に行ったのですが、そのときの姿が


とてもつまらなそうで、みんなが「ハイ!ハイ!!」と


手を挙げる中、Pはボーっとしていました。