独り言    3月1日-1-1-60 | はなのブログ

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まき寿司      60

 以前は、まき寿司を好んで食しなかったのだけ
れど、どういうわけだか、無性に食べたいことが
ある。
 思えば、食の好みもさまざまに変化があるみた
いだ。
 ぼくの子供の時期は、偏食のおおい子供だった。
野菜、とくに人参、タマネギ、ねぎ、などが苦手だっ
た。食事に、それらのものが入っていると、父親に
しかられても、どうしても喉をとうらなかった。
 偏食がなくなったのは、東京で下宿生活をするよ
うになってからである。食事は、とうぜん外食であっ
た。はじめのうちは、ぼくの好みのものばかりを食し
ていたが、身体が欲するのか、自然に野菜炒めや
レバニラ炒めなども注文するようになった。それらの
料理には、ぼくの大嫌いな人参、タマネギ、レバ、そ
してニラなどが入っていたが、はじめは、おそるおそ
る口内に入れて、咀嚼したが、これが美味かったの
である。どうしたことであろうか、子供の頃には、無理
に口に入れても、吐き気がして飲み込めなかったのに、
美味なのである。これは心理的なものがたぶんにある
ようだ。ぼくの嫌いなものを、無理に食べさせようとし
た両親の心中を推し量って、生理的な嫌悪感を生じ
させたものに違いない。これが結論である。