独り言    12月5日-1-5-396 | はなのブログ

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生そば     396

 唐突であるが、ぼくが子供の頃は、今思えば娯楽が
少なかった。めんこ、ばい、いろはカルタ、すごろく、縄
跳び、かんけり、凧、かくれんぼ、ラジオ、漫画、水泳、
そして、とりわけ映画は娯楽の王様であった。と、こう書
いてみると、あんがい思いのほかあるんだな。でも現在
と比較すると、素朴な遊びが多かったようだ。
 最近の子供達が野外で遊んでいるのを見たことがな
い。夏になっても川がきはいない。子供の遊びが変わっ
たのだけれど、子供達の歓声が聞えない町は不気味だ。
 大昔から子供達は、遊びながら育っていった。遊びの
種類は変化をしているんだけど、遊びながら沢山の事を
学び大人になっていく。
 振り返ってみると、子供の頃、遊びながら笑い転げたり、
悔しい目にあったり、けんかをしたりしたが、最近は絶えて
心より笑ったりしたこともないし、悔しい思いや喧嘩もしなく
なってしまった。これは実に寂しいことである。
 確かに豊かにはなった実感がある。食事なんかも毎日ご
馳走である。車は三台もあるし、各部屋にテレビとエヤコン
がある。服は三百六十五日、まいにち着替えてもまだあま
るほどある。冷蔵庫は食品で一杯で、お金も借金しない程
度にあるし、家族にも不満はない。でも心にかかる霧は晴
れない。何がと言ってその原因がなへんにあるのか、うま
く把握できない。
 見渡せば、ぼくのような奴ばっかりである。