びわ 269
こんなことがあった。
何年前になるのだろうか?初めて宮崎学の突破者
を読んだのは。こんな痛快な本はないと貪り読んだの
は。さながら、漱石のぼっちゃんを読むが如し。
宮崎学の本は、その後も目に付けば必ず読んでいる。
しかし、やはり突破者が最高である。
この手の本は、一度読めば再読に向かないのあるが、
この本は別で、再読、再々読にも堪え得る。娯楽本のみ
ならず教養本としても優れている。ことに人間観察の慧眼
には驚かされる。
実は、このど暑いのにしょうこりもなく読んでいるのであ
る。いやはや、何度読んでも面白いの一言に尽きる。
逢って見たいと思えども、逢っても、ぼくの本性をすぐ見
抜かれて、相手にはしてくれないであろう。したがって、遠
くから眺めていることにした。