かつお 206
今日は終日、車の中で読書をしていた。
車と言えば、とうぜん車庫の中であるが、書庫の入り口の
天井に、季節柄ツバメが巣をつくっている。卵はまだのようだ
が、夫婦のツバメは忙しそうに餌を求めて飛び回っている。
そのさまを、読書に飽きた小生は時々見やり、観察を楽しん
でいた。
その時ツバメが、異様に高い声を揚げることに気がついた。
あきらかに警戒音である。なんだろうとよく目を注視してみると、
ツバメよりか丸くて少し大きい鳥が混ざっている。薄暗いのでよ
くわからなかったが、どうやら雀らしい。
雀がツバメの巣の近くに来るので、あきらかにツバメがそれを
嫌ってるようだ。よく見るとツバメが雀に体当たりをしているでは
ないか。
小生が見る限り、雀のほうがツバメに嫌がらせをしているよう
に見える。その事が気になって読書が思うように行かぬ。一計を
案じて、倉庫の中から長い竹を持ち出し、それでもって雀を追お
うとしたが、もちろん雀は逃げたが、助けてやろうとしたツバメも
驚いて逃げてしまった。とほほ