かつお 202
今夜は、バラ寿司とざる蕎麦だった。今年初めての
ざる蕎麦だったが、めっぽう美味かった。もちろんバラ
寿司も美味かったのは申すまでもないこと、ちゃんと金
時豆が沢山入っていた。
ざる蕎麦は、そばはもちろんだったけど、漬け汁がなん
とも言えず美味だつた。出汁に味醂と醤油でつくるんだけ
ど、漬け汁をいれた茶碗に、大根おろしとネギをたっぷり
入れるのである。加えて少量のワサビがあれば出来上が
り、蕎麦につけただし汁から早春の香りがした。
食い物のことばかり書いているとバカにされそうだから
女のことでも書こうか。
と、大きなことを書いたが、正直なところ女は苦手である。
第一、女と話をしていて、面白いと思ったことがない。かとい
って男と話してるほうが面白いか、と云えばサニあらず。男女
ともに話していて退屈だ。
男女とも話をしていて退屈だが、眺めているぶんには美人
やコケテッシュな女がいい。眺めていい男なんかいやしない。
いやいや違うぞ、三年ほど前、本屋に寄って本を探していたと
き、小生の背中のほうから、うら若き女性の声が聞えたので、
フト振り返ると、声の主の少女の隣に、えもいわれぬ美男子の
外国人の青年が微笑みながら少女と会話をしていたのである。
あの青年だったら眺めていても飽きないにちがいない。