独り言    10月25日-3-68-670 | はなのブログ

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豚のしっぽ     670
   父葬りてひとり帰れりびしょ濡れのわれの帽子と雨の雲雀と
                       
寺山 修司
 
寺山修司といえば、渋谷の小劇団・天井桟敷でしたが、寺山が亡
くなって、しばらくして閉鎖されました。とうとう芝居を見れずにおわり
ました。いつでも見れると思っていたのが間違いでした。それにして
も、夭逝といった感じだったので、まさかという思いがしました。でも
寺山の本、特に短歌と俳句がのこっていますから、それを読むとい
つでも寺山の世界に入れます。語彙がいかにも寺山らしく、一言聞
いただけで寺山修司だとわかります。かって寺山は、あなたの職業
はと尋ねられ、職業は寺山修司と答えています。すごい自信ですね。
ぼくなんざぁ~、職業がはなですとは、よう答えません。はなはブラン
ドではないですからね。三島由紀夫ならそう答えるかもしれませんが、
さきに寺山が言っているので決して云わないでしょう。三島の矜持が
よるさないでしょうからね。たいへんですね、偉くて有名になると、ぼく
は無名ですから気楽なものです。これ知ってます。阪急の福本という
足の速い選手がいたでしょう。彼に国民栄誉賞をあげると、打診され
たのですが、かの福本曰く、そんなんもうたら道端で立小便できんよ
うになる、って断ったそうです。福本にとって国民栄誉賞は、立小便
より無価値ということです。へへ福本らしいですな。あらためて福本
を惚れ直しました。総理大臣になると、わが腹がいたまんから国民
栄誉賞をだしたがるんです。またそれをありがたがる奴がいるから
しまっが悪い。あげると云っても、みんな断れば総理大臣おお恥か
きまっせ。福本のような男を、気骨の在るすね者、といいます。偉い
やっちゃ!