豚のしっぽ 603
付き合えば愛しき一人ひとりなり
憎まんものを党と呼ぶべし 道浦 母都子
今の若者は娯楽が多岐に渡るから、それぞれ異なる楽しみ
があるだろけど、小生が子供の頃の遊びは、神社の広場で相
撲や野球をするのが遊びだった。それにマンガでしたね。小生
は、少年と言う月間漫画雑誌を買ってもらっていた。本誌以外
に付録のマンガやおもちゃがついてて、一週間ぐらい楽しめた。
飽きてきたら、友達が買った、少年画報や冒険王と借りっこして、
次の号の発売まで待ったもんだ。しかし、なんと言っても娯楽の
王様は映画でした。学校でも時々講堂で映画を上映しましたが、
おおむね道徳臭が濃厚なしろもので、たとえば東京の下町の貧
しい家庭がえがかれたような作品が多くて、娯楽性は稀有なあり
さまでした。映画はなんといっても東映のちゃんばらでしたね。紅
孔雀とか鞍馬天狗なんかを観て、血肉が沸き且つ躍りました。そ
のころでした。映画を毎日観れれば幸福だろうな~なんて考えて
いました。現下それは可能になりました。家内には、腐るほど名画
のビデオやBVDがあるし、キングスロードやツタヤに行けば、新
作がいくらでも借りれますが、幸福感は皆無です。時代が変わっ
たのです。映画を観れることと幸福感は比例いたしません。お金
の多寡も全く関係なくなりました。大金持ちで不幸な人は沢山いま
す。さて何をもって幸福感の必要充分条件とするのでしょうか?