星座と檸檬 469
無事に台風をやり過ごしたと思ったら、又台風と言う
ことで、いやはやたまりませんな。したがって戸締りは
したままであります。
雨が降り止みませんので、あいもかわらず、わがポン
コツ車の中で読書や昼寝をしていたら、家の前に見覚
えのある女性がきよろきょろしているので、声をかける
と、昨日預金を下ろしてきた阿波銀行の行員であった。
定期預金が満期になったので下ろしたのであるが、さす
銀行員、いったん手に入れたお金は、わずかと言えどあ
きらめない。再び金融商品を勧めにきたのである。オー
ストラリアドル預金とか、投資信託、はたまた国債はいか
というのであるが、銀行が勧める金融商品などはあやし
ものが多く、する気は全く無い。まぁ定期の利回りのいい
のでもあれば連絡をくれと言って、丁重にお帰りいただい
たが、郵貯を初め金融機関の利子の安いのは驚くばかり
であり、ばかばかしくて預金なんかしていられない。かとい
ってタンス預金も危険が伴うし、気が気でない。車中やトラ
ンクに於いておくのも心配である。車の鍵なんて簡単に開
くものらしい。そういえばお金の隠し場所って意外に思いう
かばない。畑に瓶に入れて埋めとこうかと思えど、埋めた
ままぼくが死んじゃえば、誰か知らない人が、何かの偶然
で瓶を見つけて使われるのもシャクだし、銀行に預ければ
アメリカが作った金融庁に補足されるし、これもまた危険な
ことである。
ちなみにぼくが銀行から下ろしたお金の金額たるや、僅か
○○円であるが、銀行員もごくろうさんである。