独り言    5月21日-3-67-406 | はなのブログ

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                 鞠と猫     406
 
        寒くもなく、暑くもまたなく、なんだかあいまいな天候であるが、
       こんな状態が一年といわず、生涯の気候だとすると考えただけで
       憂鬱に成る。やはり四季があることはありがたいことである。
        月並みだが、四季折々の食べ物、草花、行事、服装などに時間
       の経過を感じ、しかも、あたかも螺子のように循環しながら前進す
       るのが、なんともえもいわれぬ妙趣を醸し出しているではないか。
        人類は地球の各地で暮らしているが、暑いところ、冬が長いとこ
       ろ、水がわずかなところ、山ばかりのところ、争いが絶えない所、日
       本のように資源が少ないところ、と住んでる条件が異なるわけであ
       るが、日本はわりといい条件に位置するのではあるまいか。少なく
       とも最悪の場所ではあるまい。
        だが住まいを自由に変更するのは、なかなか困難で、ぼくもたまた
       ま現在の住所で生まれただけで、決して自ら選択したものではない。
        ぼくから見て困難な場所と言っても、そこで生まれ暮らしている人は、
       そこで生活をし家族を養い、喜怒哀楽を感じ、恋をしたり、喧嘩もする
       し、病気になったりして、ぼくらと同じように暮らして生きているのだか
       ら、少し貧しそうでも、決して不幸ではあるまい。経済の多寡は、周辺
       が一様だとさほどの影響はない。むしろ、一見豊かな文明を呈しても、
       貧富の格差が大きい社会はフラストレーションを生む。
         無知の知、と足るを知る心が肝要であるまいか。