独り言    4月6日-4-19-245 | はなのブログ

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_         阿弥陀仏と菫   245
  春めくさなか、夕食は久しぶりにとろろそばだった。
わさびと、刻みのりが春の訪れを告知する。
  学べども学べども一向に自分のなんたるかは判然
とはしない。いつまでもなお理解しがたい。これが他人
の眼にさらされれば5分ばかりで見抜かれるであろうが、
自分がおのれを推し量るのは、はなはだ困難な仕業だ。
  しかしながら自分を熟知したとてなんになろうや。熟知
が誤解かも知れぬ。仏教の解脱とはこういうことなのか。
  とりとめのない形而上学を思考すれど、何の解決にも
ならぬ。海が見たい。潮騒を聴きたい。仰向けにねころん
で、青空を仰ぎたい。いつまでも虚空を凝視してれば、宇
宙に吸い込まれていくかもしれない。銀河鉄道の夜。
  明日からは仕事に行こう。つまらないことを考えるのは
もうよそう。いくら考えても疑念はつぎつぎとふくらんで行く
ばかりだ。家人に子猫を買ってやろう。もっとやさしくせね
ばならぬ。ぼくには過ぎた人だ。怒るのはよそう。