独り言    3月30日-1-74-220 | はなのブログ

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_         阿弥陀仏と菫    220
  はなはだ申し上げにくいが、ぼくはおよそ信仰心が欠如
した人間である。その反面、宗教書は実に愛書であって、こ
とに聖書など座右の書として珍重している。しかしながら、ク
リスチャンとぼくの相違は、信仰の書として読んでいない点
である。キリスト教徒は世界一の信者数だ。その精神を推し
量るに聖書を読まずして何から学ぶのだろう。困難かもしれ
ないが、精読すれば、聖書のなかに存在する内在的論理が
うかがい知れるのである。そうすれば、ヨーロッパやアメリカ
の意志と行動がつまびらかになる。一に聖書のもつ内在的
論理が彼らの行動の指針なのである。
  われら日本人の精神のなかにも内在的論理が潜む。こ
れがなにかと鑑みるに、アニミズム、神道、仏教、儒教、道
教、さらにキリスト教の精神すらの混交とも呼べるものだが、
はたしてこのような多様な矛盾する論理が共存できるのであ
ろうか。ぼくのちょこざいな考えによると、日本人の精神の内
在的論理とは世間である。世間にどう写るかが、日本人の行
動の指針である、と慮る。