独り言   1月22日-2-69 | はなのブログ

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_          矍鑠と重畳    69
  つらつら慮るに、たとえば、ぼくが生活をしているこの
社会が、分配が公平で、皆正直で、穏やかで、犯罪なん
かは全くなく、戦争も、差別も、いじめすらなく、老人には
親切で、何の不満のない社会を想像してみるとしょう。こ
んな社会に住みたいのだろうか。勿論この逆の社会はご
めんだが。
  どうやら人間は、かくも満足を知らぬ動物らしい。幸福
感は一瞬のことで長続きはしない。どんな環境にも不平た
らたら、いやはや度し難い生物である。
  なるほど先人は、かくなる人間の混沌を整理するべくさ
まざまな行動規範(宗教)を創作してはみたが、うまくいった
のであろうか。混乱は深まるばかりだ。
  おそらくは昔の権力者よりも贅沢をしているし、豊かな
生活を手に入れている。それでも満足感が得られない。時
間をさかのぼっての比較はだめで、現在の横の広がりのな
かでの比較をもとめるのであろうか。
  ぼくは小欲知足でいいと思っているつもり。