ぽんぽこたぬき 14
パソコンの前に座って、すぐ指が動けばしめたもん
だが、そうでない場合は、頭の中がまっしろになって一
字の字さえ書けえない。以前にも書いて様な記憶があ
るが、そんな時は無理をしないで音楽でも聴くか、映画
でも観るほうがいい。無理をしてもろくなブログしか書け
ないのだから。
ついこの間までジャンルの設定はしていなかったが、
インターネットが故障した折、なんとなくエッセイと音楽に
してもらった。そこでJAZZの記事を書きだしたら、恐る
べきことに、何となんとペタ数が倍になってしまった。JA
ZZや恐るべし。今やロックにとってかわられて、無残に
滅びたかと思いきや、いやはや地味だが、まだしぶとく
生き残っているとは、思わぬ誤算に欣喜雀躍なのであ
る。
ぼくの音楽に対する嗜好は、ジャンルごとのそれでな
い。いいと思うものは演歌であろうと、ロシア民謡であろう
と、関係ない。したがってジャズの中にもいただけない演奏
も当然ある。クラシックはモーツアルトとショパンはよく聴い
た。ショパンは、あの華麗さがいいが、なかでも曲のなかで
よくつかわれるタメがなんともいえない。タメの名人である。
モーツアルトはどの曲を聴いてもモーツアルトである。夏の
青空に生まれた入道雲のごとく、しだいしだいに成長してゆ
くさまは、比類のない音楽である。まさしく、天才の名をほし
いままにしていると言わざるを得ない。