流転と独楽 1
おはようございます。まいどのごとく本日仕事で
あります。おいらは労働者であります。まぎれもない
しがない労働者でありまして、マルクス曰く労働力以
外なにも失うものがない存在であります。その労働
力たるや、はなはだあやうきモノでして、いつ朽ち果
てるかもしれません。
しかしながら、ぼくとしてはできるだけ働ける間は
働きたいと希求するものでありまして、その辺やはり
日本人のDNAがすりこまれているようでありまして、
かなたの文化圏の住人のごとく、労働を苦行とみな
し、一日でもそれから解放すべく、遊びこそ人間の本
来のなりわいと決め込んで生きるようにはできていな
いようです。心の片隅にはそのような憧れがないわ
けではありませんが、仕事を放棄する勇気がかけて
います。生きるということが、すなわち仕事にどうして
もつながってしまうのです。ぼくの主人はぼくと思いな
がら、どうやら見えない糸で操られているもようです。