突破者 4
静寂、もう初冬だろうか。調べればわかるのだろう
けれどめんどくさい。晩秋でもどちらでもいい、だけど
こんなふうに季節をこまかく命名するのは、ほかの国
ではあるのだろうか。
何度も書いたけれど、季節のうつろいはさながら
自然のお色直し、とでも呼びたいような心持がする。
自然そのものが、黄緑から緑に、そして緑から濃い
緑に変化し、やがて朱になり枯れていく。
自然の変化につれ人間も服装や足元が変わっ
ていく。そのたびに、わが愛するユニクロが繁盛する
わけだが慶賀のいたりである。
また、季節が変わるたびに食事が変化する、これ
からは鍋ものが増えていくが、ぼくはへそ曲がりなの
で、寒い時期に冷やし中華をしたりする。昨日もリカ
オーで冷し中華の麺を大量に買った。これは、しかし、
意外にいいものである。我が家では、夏におでんをた
まにする。冬にもちろん冷し中華である。何故それを
食するのかといえば、冬は暖房をがんがんするので、
はなはだ暑いのである。暑いと言えば冷し中華が食
べたくなる。これは理の当然である。摂理でもある。へ
そ曲がりなる称号を拝受してもかまわないが、こちとら
としては常識こそは生きるに邪魔、むしろ仇。そんなも
のにとらわれていては、短い人生そんしますぞ。冬こそ
冷し中華を食べましょうぞ。つるつる。