独り言    4月30日 | はなのブログ

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         驟雨と毬    21

 ぼくが今まで生きてきた中で、いい意味でのショック

を受けた数々のなかで、一番と言えなくても、三本の

指にはいるのがビートルズとの出会いだった。

 今でも鮮明に記憶している。あれはぼくが中学3年

の時だった。学校では昼食がなかったので家に食べ

に帰っていた。その日もテレビを観ながらお昼を食べ

て、テレビでフジのクレイジーキャッツのおとなの漫画

か、あるいはNHKの国際ニュースを観終わって学校

にいくのだが、その日はニュースを観てたら、いきなり

今イギリスで若者たちに熱狂的に人気のある音楽グル

ープとして紹介された。その時演奏されていたのは、記

憶に間違いがなければプリーズプリーズミイだった。そ

時は何のこともなかったのだが、時間を経るにしたが

ってじわじわとぼくを悩ますことになってしまった。と言う

のは、このビートルズなる異為る存在をどのようにうけ

とめるか、否定すべきか、それとも肯定すべきか悩ん

だのである。そのころぼくは奇妙な習慣があって、布団

のなかに潜ってトランジスタラジオをよく聴いていたので

ある。ラジオではビートルズがいっも流れていた。ある日

ぼくは決めた。ビートルズを肯定することを。