驟雨と毬 10
スタンダールの恋愛論を持っているが、まだ未読で
ある。買ってすぐに読みかけたが2ページほどでやめ
た。面白くなかったからである。こんなことはよくある。
読み始めてスーット入れなかった本は止める。これが
ぼくのやり方である。そしてしばらくして手に取り完読
に至る本もあれば、何度も跳ね返される本もあるし、
読書を断念した多くの本もある。おおむねl言えること
は興味のある本は相当難解な本でも、理解できたか
否かはわからねど完読に至ることができるが、反して
興がわかぬ本は読むに苦痛を感じる。試験勉強など
その最たるもので、ひたすら良い点がとりたいがため
の辛抱である。
話が脱線した。ぼく思うに、あの恋愛感情ってなんな
んだろう。異性を恋しくて狂うのではないか。というれー
の感情である。それが結婚すると、うそのようにあのも
の苦しい切ない感情が失せてしまう。あれってなんなん
だろう。ぼくの思い付きだけれど、あの感情は病なので
はあるまいか。ああいった狂わんばかりの感情が生ま
れなければ種の生産・再生産がかなわないから、振り
返れば顔が赤らむような行いをしたり、告白をしたりし
たのは病のなせる技なのか。かくなるうえは答えを得る
べく、再びスタンダールにトライせねばなるまい。