独り言   3月27日 | はなのブログ

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       鰻と犬   7

 元財務省の役人高橋洋一氏の著書、官愚の国。副題・

なぜ日本では、政治家が官僚に屈するのか、を読了した。

 人間は、どうやら思い込みに依って判断停止になること

がままあるが、官僚は優秀なとか、あるいは官僚の無謬

性なる神話に、我らが洗脳されていることがいまさらなが

らよくわかった。

 詳しいことは本書を読んでもらえば氷解するのであるが、

政治家も勇気と決断、そして緻密な計画があれば、官僚

の悪しき既得権益のガードを打ち破ることができるのであ

る。もちろん政治家も自らの既得権益を捨てる覚悟が必要

であることは申すまでもないことである。

 そうしないと1000兆になんなんとする借金の重圧に国が

沈没してしまうしかない。このおおきな責任が政治家の質の

低さと、国益より省益が勝る思想を信じる官僚の腐った自己

保身に根差した制度が、やがて自己崩壊をしてしまうしかな

い。

 全ての帝国は外敵に滅ばされたのではなく、自らの内なる

制度のために自滅した。日本もやがて、政治・経済・社会改

革を阻む、既得権益を保守する勢力を排除できなければ、

とうからずになにがしかの報いがあるにちがいない。