まほろば 9
昔むかし、あるところにおじいさんとおばあさんが
おりました。おじさんは山に柴刈りにおばあさんは
川へ洗濯に行きました。
おばあさんが川で洗濯をしていると川上から小さ
なスダチが流れてきました。目が悪いおばあさんは
気づきませんでした。しばらくすると西瓜が流れてき
ました。それも気づきませんでした。もうしばらくする
と川上から沢山の一万円札が流れてきました。それ
を見つけたおばあさんは川に飛び込み一枚のこらず
拾い集め、家に持って帰りました。
一方おじいさんは山で柴を刈っていました。お昼に
なったので木陰でおむすびを食べることにしました。
おばあさんが作ってくれたおおきなおむすびを食べ
ていると、急に雷がごろごろと鳴りだし稲光がおじい
さんを直撃して、おじいさんは死んでしまいました。
寡婦になったおばあさんは拾ったお金でホストクラ
ブのナバーワンのイケメンに入れあげ、あっという間
にルンペンんになつてしまいました。
このお話から、なにか教訓があるとすれば、山でお
むすびを食べるときは木陰は危険だということです。