独り言   1月29日 | はなのブログ

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       流転と啓示   9

 経済学における議論を理論的に突き詰めると、その

争点は古典派か、ケインズかという処に集約される。

一体何故、この二派だけがそんな力を持ち得たのか、

その答えを示唆しているのは、実はマルクスである。

 マルクス曰く、経済には人間の手に依って変える事

できない法則がある。モノの価値、経済の動きは需

と供給に依って決まる、という法則があると。この法

性について、供給こそが需要を作るーー即ち供給に

って需要が決まると主張しているのが古典派。逆に

給は需要に依って決まる、としているのがケインズ

です。つまり、経済の動きを読むための基本的且つ最

も重な論理を提示しているのが、古典派とケインズ

なのでる。

 最大多数の最大幸福を追求する事の正当性と重

性を思想的に世に問うたのは、産業革命時代の哲学者

で功利主義者のベンサムである。曰く、人々の行動を決

定するのは快楽と苦痛のバランスであり、且つ、快楽の

効用を数値的に測定する事は可能である。これに基づ

いて、最大多数の最大幸福をを実現する事ーーこれこ

そが政府の役割であり、政治の目的である、とベンサム

は語った。善悪の判断より快・不快のバランスの方が重

要であり、快楽を最大化する事が正しい行動である、と

いうのがベンサムの主張である。規制で縛られた市場で

は人々は思うように快楽を最大化する事はできない。経

済政策についても、ベンサムは自由放任を主張した。、

           つづく