門松 10
海より深い恋心、ってなんメートルぐらい深いの
かなぁ。ぼくはへんなところがあって、みょうにそん
なことが気になったりする。それがはっきりしないと
いらいらしたり、なんだか不安にとりつかれたりす
るんだ。よく考えるとどうでもいいことなんだけどね。
どうでもいいことだけれど、ぼくにとっては切実なこ
となんだよね。いわば主観的大事ってなずけざるを
えないことかもしれない。答が得られないって、どう
もいけない。うその答えでもかまわないから答えが
ほしい。
宗教の本なんかうそばかりだよね。みんなうすうす
うそと知りつつそれを真実と思ってるふりをして、そ
れでもなにも答えがないよりかはいいんだよね。処
女が子供を産むとか、死人が復活するとか、ばかば
かしくてお話にならないけど、ばかばかしい話程信じ
る人が多いって変だよね。なんか合理的な話より不
合理なそれのほうが力をもっんだよね。そのうえに、
天才たちが、そのばかばかしい物語に論理的合理性
を与えるんだ。やってられないよね。しかし、その屁理
屈がなんとも魅力的なんだ。黒を白というロジックてあ
るんだよね。まぁ、手品なんだよね。その手品の妙に酔
うんだよね。それでばかばかしい物語も納得してしまう
んだ。宗教ってよくよく冷静に考えてみると、ほとんどが
アホらしい話ばかりだよね。人間ってこんなばかばかし
い物語を信じなければ生きられないんだよね。そしてア
ホな物語のために命をかけたり、ちがうアホな物語を信
じている人を殺したりするんだよね。へんな話さぁ。