カルビさんとのんべさんの想い出 2
秋の夜の無言は、夏の喧騒から逃れてやっと背に背負った大きな荷物から
解放されるがごとく、すがすがしい心もちになるが、また春の夜の無言は秋の
それとは一味ちがい、冬の厳しい寒さを忘れさせ、調度緊張の糸がきれたよう
ななにやら人こいしさの心持になるのはぼくだけなのでしょうか。
そうそうカルビさんのことでしたね。その後、カルビさんからお手紙をいただい
たり、ぼくのほうからも返信したりしてました。何故かといえば、ぼくがキーボウ
ドをたたくのが遅いのと、誤字が多いので会話がうまくいかなかったからでた。
ある日、ぼくの部屋でカルビさんとおしゃべりをしていました。千葉の話でし
た。長嶋とか、掛布、ピーナツなどのとりとめのない話題でした。話が途切れた
ので、ぼくは浦安と青べか物語を話しました。するとカルビさんが意外な反応を
しました。いまでもカルビさんの放った言葉が忘れられません。こうでした。「は
なは頭がいいんだ」でした。ぼくはすぐ否定の言葉をたたきましたが、なにやら
気まずい雰囲気が生じてしまいました。
そのころです、ブログなるものをぼくは発見して夢中になりました。しかしカル
ビさんは来てくれません。こちらから行こうか、とも考えましたが少しシャクだし、
マナーにも悖ると思い行きませんでした。はじめてのビグ友でしたので、時々な
っかしくなり会いたかっのですが、我慢していました。でもとうとう我慢できずに、
お手紙を書きました。挨拶と、ご機嫌伺いと、ぼくがブログをしているので読ん
でほしい、と書きました。返事はありません。今思うにカルビさんは、ぼくのなか
に彼女にない異質なるもの匂いを感じて警戒したのかもしれません。
ある日ぼくは、ビグ友のぼくの部屋に入り、お友達をクイックするとカルビさん
が起動しているしるしが点いていました。ぼくはきがついたらカルビさんをクイッ
クしてしまいました。画面にあらわれたのは、なんとカジノでした。ぼくが見つけ
るまえにカルビさんがぼくをみっけ「はなーー」と声をかけてきました。そしてこう
も言いました「はなのブログ見たよ」と。
ぼくはなぜかすぐ画面を消しました。ビグ友ってへんですね。あったこともな
い、しかもしりあって2週間しか経過していないのに、長年の友と永訣したような
感傷がぼくの心をとらえるのでした。
しかもそれからしばらくして、ふたたび千葉の住人と同じようなめにあってしま
うのです。