今回の内容は、題記の通り、除湿についてです。そんなに調査したわけではないので、ささっと簡潔に書きまとめます。
(1) 部屋の除湿
結果から言えば、換気が一番効果がありました。今まで70%台が当たり前で、中々下回らなかった湿度が、換気扇をフル稼働させた状態で喚起するだけで50%台にまで落ち込みました。しかし、季節や天候によっては常時換気しているわけにもいかず、万能策とは言い難いです。外出時も喚起し続けるわけにもいきませんしね。
除湿機は持っていないので試していませんが、除湿剤、エアコンの除湿機能、新聞紙など除湿機以外で知られている除湿方法は試してみました。狭いスペースでの除湿剤が効果覿面でだった以外は大した成果が得られませんでした。リビングを常時乾燥状態に保つことは住居の構造レベルで考える必要がありそうです。
(2) ドライボックス
またしても結果から言えば、イヤホン数個やTCGのデッキ4つ程度であれば、100均の大型タッパに住宅用置き型除湿剤を入れておくだけで十分な効果を期待できます。今回、エンペックスの「EX-2718」という高品質な湿度計を購入し、ドライボックス内の湿度を測定してみました。その結果が、以下の画像の通りです。
よく分かりにくいですが、ドライボックス内の湿度は30%を下回っています。サイズ的に問題が無ければ、100均でもタッパはドライボックスの代わりになることが分かりました。
今回、ドライボックスとして用いたタッパは5.0ℓタイプのものです。中にイオンの置き型除湿剤1個を入れた状態で、湿度が30%以下になるまで4時間以上要しました。住宅用置き型除湿剤は積極的に除湿するものではないので、変化が見られるまで時間が掛かります。ドライボックスとして用いるケースのサイズが大きくなる、もっと効率的な除湿効果を期待したい場合、もっと高性能な除湿剤が必要となりますね。
最後に、全てをぶち壊す1言を言わせてもらうと、乾燥状態を保った場合とそうでない場合とで音質を比較してみましたが、何がどう違うのか分かりませんでした。そのため、私としては、防カビ目的で乾燥状態を維持しているに過ぎません。
以上、簡単なレポを〆たいと思います。たかが100均でもタッパはタッパ。簡易ドライボックスとしては十分だと分かったことが今回の最大の収穫ですね。
では。