らんたん
柚木麻子

とても読み応えのある、そして色々考えさせられる本でした




この河井道さんの生涯、史実に基づくフィクション

女性の教育向上や地位、権利の獲得の為に生涯を捧げた方ですね


設立された恵泉女学園、名前は知ってましたが、出来るまでには、錚々たる方々との関わりがあり、支援を受けつつも、順風満帆では無い中やっと開校となった

死んだはずの有島武郎との会話は、自分の中の葛藤を表しているのかな

やっぱり決断するには葛藤ありますよね

そして晩年、抱っこをせがむようになったのもなんか切ないな。


そして、この本の中に出てくる方がすごい

津田梅子、新渡戸稲造、太宰治等

私でも知ってる名前がたくさん出てきます


この本をわたしが中学生の頃に読んでいたら

進路も変わっていたかもしれないな

(この学校を希望するとかではないけど)


それくらい衝撃があり、感動して

とても面白く、そしてこの方をもっと知りたくなる本でした

自分がこんなに興味をもつなんて思わなかったので、意外でした

柚木麻子さんの本だからなのか、この方そのものに興味があるのか・・・

自叙伝があるようなので、それを読んでみたいと思います


2023年3月20日に開催された理事会において、2024年度以降の恵泉女学園大学・大学院の学生募集停止が決定されました。

本を読んだ後なので残念だし寂しいですが、これも時代の流れなんでしょうね




そっくりなイラスト



干物ちんの姉画伯が、またひどい絵をかわいい絵を??描いてくれましたので是非


はっきり言います!





ひどいです😱

でもね、嬉しい☺️
描いてくれてありがと😆