僕とおじさんの朝ごはん

桂 望実


初めての作家さん

とても良かったです


面倒が口癖だった、ケータリングシェフの健一

前半はケータリングの依頼先の話

僕は誰のこと?朝ごはんは?

なんて思いながら読み進めて行くと後半からは、生まれつき心臓が悪く入院生活を送る少年との話しになってくる

少年と出会ってから、健一が変わって行くのが分かる

料理に対しても、人に対しても

真剣に真面目に取り組むようになってきた

少年は予定されていた心臓の手術を拒否して

自分の考えを両親と健一に伝えた


少年は病院の朝食しか食べたことがないから

普通の朝食が食べてみたいと健一にお願いした

丁寧に作った

トースト、目玉焼き等

普通の食事

でもね、病院でトーストしたパンや目玉焼き🍳はでないんだね

それを嬉しそうに、そして味わって食べた


これが僕とおじさんの朝ごはん


少年は亡くなってしまったけど、両親と健一に残したものは大きい


とても心に響く本でした


最近、SNSでおじさんが盛り盛りの朝食を食べる動画を見ているの

朝の4時頃に、山盛りのご飯と なかなかヘビーなオカズ




これが気持ちいい食べっぷり

こっちも触発されます


これ見るとモリモリ食べたくなりますよ

是非ニヤリ