月と蟹
道尾秀介
ケモノの城が重かったので
軽めのを読みたいと思っていたが、軽めなんじゃ無いかと思われる本は一冊
それを読んで残り全部辛過ぎて・・・も困るしなと思って、とりあえず手に取ったものを読み始めた
内容は小学生の主人公の日常
そして揺れ動く気持ち、唯一の友達と出来てしまった距離感
祖父との関係、死。
主人公は友達と学校帰りに待ち合わせて
海でヤドカリを取り、それを火で炙り粘土で作った台座に祀ることによって願いが叶えられると、そんなルールみたいのを作った。
ヤドカミ様。
ヤドカミ様が偶然にも最初の願いを叶えてくれたものだから信ぴょう性が増した
母親が、同級生の女の子のお父さんと付き合ってるんじゃ無いかと思い、それによる不安や葛藤。
思春期に差し掛かろうとしている男の子のそんな思いが書かれたいた
子供の頃って自分や友達と謎ルール作りましたよね😅
そして田舎の子ならやってしまうであろう
残酷なこと
この本ではヤドカリを焼き殺す
私達だと、とんぼや蝉の羽をむしったり・・・
今では考えられないけど
それが遊びの一つだったりする
「あーー、自分は○○だったなぁ」なんて懐かしく思い出す
ミステリー要素は皆無
私は少し刺激がある本が好きなので
ちょっと物足りなく感じたかな。
もこもこタイツがいつのまにか
こんな事になっていたので
(帰宅して脱いだらこんな事に😅)
新しいのを購入
暖かいです