諸々進めてます。
2017 0408 ヨコハマ 雨
なんだか蒸し蒸しした日です。
Hさんのフェンダー・プレベのネック作業は順調に進んではおりますが、この天候で湿度が高いので塗装作業が進められません。
このプレベはネックの仕込み部の修正に伴って、ネックの4点止めのスクリュー穴位置も埋め木修正しています。
また同じくフェンダー・ストラトのネックもアメリカから取り寄せたフェンダーライセンスのUSA製から t.m.p 仕様に作り変えて進めたおりますが、このネック個体が作りも素材も良いのですが、ペグ・ロケーションがかなりズレている為に埋め木跡がかなり露出してしまうので、ボディカラーとのマッチングヘッド仕様でまとめる必要があります。
また二手間ほど作業が増えちゃいましたねえ。
今や、ライセンス製造品のネックとは言っても元祖とは別モンの設定になってしまってますね。( ̄ー ̄;
これからは「ペグ穴加工無しで!」とオーダーしなくちゃいけませんね〜 受けてくれるといいんだけど。
でも本当多いんですよ〜メーカー各社のペグロケーションのヘンテコな奴って。エレキもアコギもまともな奴の方が少ないくらいですからね。
これまでに相当数の作業依頼を受けてますからね〜 張力設定に問題が有る楽器って、ホ〜ント多いんです。
特に、アンサンブル中で埋もれて抜けないんです、とか、音の腰が無くて、音の立ちが遅い上に音の線も細くて・・ってのがね。
相当な本数に手を入れてますよ、これまでに。
モニタープレイヤーさんの楽器の場合などは作業したことは一切公表はしてませんけどね。
同じお悩みをお持ちの方は迷わず持ち込んでください。
張力設定をまともにしない限り、その楽器は一生あなたの演奏の足を引っ張りますからね。
ちなみに、小さなウクレレもそこは一緒。
張力設定がベストじゃないウクレレの多いこと多いこと。