終了報告 ギタリストTさん
2017 0318 ヨコハマ 晴れ
昨日今日と録音に間に合うようにとのTさんの依頼で以前にチューンしたレスポールの追加チューンとフォルヒ製のアコギのチューンを済ませました。
フォルヒのアコギは今回が初ですが、とても良い作りをしていますね。但し、その構造設定から、硬質なサウンドなので、音が硬く粗めで色艶が不足していますのでフォルヒ製のアコギの所有者さん達には水牛の角への変更をお勧めします。CF加工と併せて、より豊かな楽器に変貌します。
ちなみにフォルヒに対するCF加工の数値は内角が89.2358度、
0フレットのRが1424.437、12フレットでのRが1749.437の算出値を元に加工を致しております。
共にSFフレット加工、WBHナット交換などです。
CFフレット加工は已にt.m.p ではレギュラーチューン扱いですが、相変わらずその手間暇は変わりなく、1日1本がやっとです。連日これを行うと目がしょぼしょぼになりますね。
でもこれで単にピッチが良くなるだけでなく、全体が統一スケールでの響きになるためにサウンド自体に一体感が備わり、結果的に一段と鳴る楽器に変化します。
依頼者の皆さんは共通見解として、そう感じてられる様ですね。
とにかく、これで約束通り録音に間に合わせることが出来て良かったです。
Tさん、良いプレイを!