終了報告 2件
2017 0228 ヨコハマ 晴れ
本日は2本の作業を終了させております。
1本は埼玉のNさんの2TSのストラトで指定個所のチューン。もう1本は福岡の0さんの同じく2TSのストラトです。0さんの方は本日出荷済みです。
たまたまどちらもSSP仕様のストラトですが、Nさんのストラトにはご予算の都合でスロープヘッド化はなされていません。(写真左)この2本はスロープヘッド化されているか、いないか、そこだけの違いだけです。この2本の鳴りを比較しますと正にスロープヘッド仕様の楽器とはこう鳴るのか、とお分かり頂けます。
スロープヘッド仕様のストラトは通常のストラトの持ち味はそのままに、よりディープで官能的な鳴り方をします。それはベンドレンジが広いからです。
例えると(ニュアンスが伝わるかどうか自信はありませんが)カルロス・サンタナはストラトをプレイしないことでも知られていますが、サンタナのプレイスタイルやサウンドを聴けば、彼がストラトと言うギターを弾かないことは、みなさんご理解しているんじゃないでしょうかね? あ〜そうだろうね、と。
そんなサンタナですら、スロープヘッドのストラトでしたら弾く気になると思われます。そう予測する理由は通常のストラト以上にスロープヘッドはベンドフィールの違いからくる表現力が深いからです。よく歌うストラトになっていると言うニュアンスですね。 例えるならこんな感じです。
プレイヤーの演奏技術が巧みであるほど、それは表現力の差となって如実にサウンドに反映されます。テンションピン無しでバランスを得た効果の違いがそこにあるからです。